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中古車の豆知識

更新2021.05.10

アルピナ(ALPINA)の真髄はクリーンディーゼルにあり!

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外車王SOKEN編集部

アルピナはBMWが唯一認める正規チューニングメーカーです。今現在、年間生産台数のおよそ2割が日本で販売されています。ここでは、アルピナとAMGの違いや人気のクリーディーゼルについてご紹介していきます。


アルピナとAMGの違いについて



よく巷で言われるアルピナとAMGの違いとはなにでしょうか?元々はどちらもBMW、メルセデス・ベンツそれぞれが認める正規チューニングメーカーでした。ところが、AMG は1999年にメルセデス・ベンツに吸収され、同社のチューニング部門となってしまいます。対照的に、アルピナは今現在に至るまでBMW本体との資本関係を持たず、なおかつBMWとの深い協力関係を維持しながら、正規チューニングメーカーとしての立場を守り続けているのです。


しかし、生産能力は今現在も年間約1700台前後と言われており、13万台以上の世界販売台数を誇るAMGとの間に大きな差が生まれてしまったのは事実です。それでも、アルピナには独自の世界が存在していて、希少性というAMGでは絶対に得ることが出来ない付加価値を生んでいるのです。


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アルピナのクリーディーゼルの歴史



アルピナのクリーンディーゼルの歴史は、1999年に誕生したE39系5シリーズベースのD10ターボからはじまります。そのD10ターボは、出力245ps、最大トルク500Nm(51.0kgfm)を発生するツインターボ化された3リッター直列6気筒ディーゼルを搭載し、低回転域からのビックトルクを活かして0-100km/h加速は6.8秒という俊足ぶりを発揮しました。また、ディーゼルの最大の特徴である常用域の力強さや巡航回転数の低さは、アルピナの目指す姿そのものであり、2010年代に登場するハイパフォーマンス化されたクリーディーゼルにも大きな影響を与えたと言われております。


アルピナの日本市場におけるディーゼルモデルの導入は、2009年登場のE90系D3ビターボが初となりますが、瞬く間に日本市場を支える代表的モデルへと成長し、その人気は2014年の登場のF30系D3ビターボに引き継がれます。そして、この年の日本でのアルピナの販売台数は428台と過去最高水準に達します。D3ビターボは、3シリーズベースとしては初となる6気筒ディーゼルを搭載します。BMW X5 xDrive35dだけに搭載される特別なユニットであるN57系3リッターをベースにツインターボ化をはじめとするアルピナ独自のチューニングが施され、その出力は350ps/700Nm(71.4㎏m)とディーゼルらしからぬ性能を手に入れます。もちろん、他のアルピナモデル同様の滑らかな吹け上りであることは言うまでもありません。


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アルピナを代表するモデル



アルピナを代表するモデルと言えば、日本人にアルピナを強く印象付けるきっかけとなったB7ターボ及びB7ターボクーペでしょう。販売時期は、1978年から1987年の9年間でしたので、既に40年の月日が経過したことになります。しかし、今でもこの2つのモデルをイメージするユーザーは多く、当時のインパクトが相当なものだったことがうかがい知れます。


近年では、ベース車両の高性能化が進み、当時ほどのインパクトを与えられるモデルがないのも事実です。そういった意味では、ベース車両に対して圧倒的なパフォーマンスを発揮するD3ビターボは、今現在のアルピナを代表する最も「アルピナらしさ」感じられるモデルと言えるではないでしょうか?そして、D3ターボを代表とするクリーディーゼルこそ、アルピナの真髄をはっきりと見ることの出来るパワーユニットなのです。


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アルピナのリセールバリューと高く売るコツ


アルピナは、どのモデルも7~10年落ちが最もリセールバリューが高い傾向があります。具体的には、例えばE90系のB3ビターボの場合で、ベースの335iの評価が厳しくなっているにもかかわらず、いまだに400万円以上で取引きされる個体が存在します。そして、B7ターボクーペやロードスターV8に驚愕の査定額が付くことは言うまでもありません。


アルピナを高く売るコツは、先ずはオリジナルコンディションを維持していることが絶対条件となります。したがって、カスタマイズは価値を落とす可能性が非常に高く、極力避けることをお勧めします。しかし、正しい価値の見極めが求められるアルピナにおいては、オリジナルコンディションを保つだけでは満足のいく買取額には辿り着けません。もちろん、これらも重要な査定の要素となりますが、最も重要なことは輸入車に特化した外車王に査定を依頼することです。

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