2021年06月22日

初心者は新車と中古車どちらがよいのか。それぞれのメリット・デメリットを解説

免許を取り立ての初心者が車を購入するとき、新車と中古車のどちらを選ぶか悩むことがあります。初心者が新車を購入するメリット・デメリット、中古車を購入するメリット・デメリットを確認して、自分に合った車を選びましょう。今回は、初心者の車選びのポイントを解説すると共に、新車を購入するときのコツを紹介します。

 



初心者は新車と中古車のどちらを選ぶべき?


初心者には、新車と中古車のどちらが適しているのでしょうか。車は、中古車であっても数十万円、新車になると100万円以上と高額です。そこで、自分に合った車を選ぶために知っておきたい新車を購入するメリット・デメリット、中古車を買うメリット・デメリットを詳しく解説します。


初心者が新車を選ぶメリット


新車を選ぶメリットは、愛着がわきやすく、運転が無意識に慎重になることです。新車を購入すると、傷つけたくないという心理が働いたり、大切にしようという気持ちになったりするため、愛着がわきます。さらに、運転するときにも、傷をつけたくないという気持ちから慎重になりやすいでしょう。また、新車を購入するときに自分好みのオプションを装着できたり、ボディカラーを選択できたりするのもメリットです。


初心者が新車を選ぶデメリット


初心者が新車を選ぶデメリットは、傷つけたり、ぶつけたりしたときのショックが大きいことです。少しの擦り傷やへこみであっても、新車を傷つけてしまうと気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。


初心者が中古車を選ぶメリット


中古車を選ぶメリットは、新車よりも中古車の方が安い車種が多いことです。車種によっては、新車価格を上回りますが、多くの場合は、新車よりも安く購入できます。また、限定車や生産終了車を購入できるのも中古車ならではのメリットでしょう。


そのほか、多少の傷やへこみをつけてしまっても、新車をぶつけたときほどのショックを受けにくいこともメリットと言えるかもしれません。


初心者が中古車を選ぶデメリット


初心者が中古車を選ぶデメリットは、エンジンやトランスミッション、シャシーやサスペンションなどに思わぬトラブルが発生する可能性があることです。新車の場合は、トラブルが起きた時期によってはメーカー保証で修理できますが、中古車の場合はメーカー保証期間が過ぎていることが多いため、有償修理になる可能性が高いでしょう。


また、中古車店独自の保証に入っていても、保証範囲外の修理の場合は修理代を自分で負担しなければなりません。



初心者が新車を選ぶときのポイント


初心者が新車を選ぶときは、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここからは、新車の選び方のポイントを4つ紹介します。


運転しやすい車を選ぶ


初心者の方には、運転しやすい車をおすすめします。運転しやすい車とは、視界がよく、死角が少ないモデルです。運転席に座り、運転姿勢を整えたときに、前方・後方・斜め前方・斜め後方の視界が良好かどうか確かめましょう。運転席からの視界が狭い車は死角が多いため、安全確認がしにくいのです。その結果、事故を起こす可能性が高まります。


最初はコンパクトカーか軽自動車がおすすめ


運転に慣れていない方が最初から大きい車を選ぶと、行き違いや路地での運転にストレスを感じる可能性があります。最初は街中での運転や狭い場所での行き違いがしやすいコンパクトカーや軽自動車をおすすめします。


カーナビとETC車載器は必ずつける


新車を購入するときに、装着しておくことを強くおすすめする装備は「カーナビ」と「ETC」です。


カーナビは、初めて通る道での運転をサポートしてくれる心強いアイテムです。また、カーナビの種類によっては、一方通行の表示をしてくれます。


ETCは、装着しておくと高速道路での料金の支払いがスムーズです。また、ETC割引が適用される場所や時間帯があるため、交通費を抑えられるメリットもあります。最近では、スマートインターの普及により、現金での支払いができないインターが増えてきました。ETCを装着しておけば、スマートインターから高速道路を利用できます。


運転アシストがある車を選ぶ


運転アシストは、運転支援システムや運転支援機能と呼ばれる装置のことです。前方の障害物に衝突する危険がある場合にブレーキの補助をしてくれたり、斜線を逸脱しないよう警告やステアリングアシストをしてくれたりします。各メーカーや運転アシストのバージョンによって支援機能に違いがあるため、購入しようとしている車にどのようなアシストシステムが備わっているか事前に確認しましょう。


初心者が新車を購入したら行いたいこと


新車を購入したときに行っておいた方がよいことは、車のサイズ感や運転感覚を身に付けることです。ここからは、新車購入後にした方がよいことを紹介します。


車庫入れの練習


車庫入れの練習は、複数回行いましょう。新しい車に乗ったときは、後方の長さの感覚や視認性がわかりづらいです。そのため、車庫入れの練習をしないままショッピングモールの駐車場やコインパーキングなどに停めようとすると、焦ってぶつけてしまう恐れがあります。外出先の駐車場で慌てないためにも、自宅の車庫で何度か練習しておきましょう。


車幅の把握


車幅は、軽自動車のように幅が同じ車でも、運転席からの見え方によって、感覚のつかみ方が変わります。車幅を把握するためにも、道路の線が運転席からどのように見えるのか覚えたり、路肩への幅寄せ練習をしたりして、車幅感覚を身に付けておきましょう。


小回りの把握


交差点の右左折や転回(Uターン)などをするときに重要なのが小回り性能です。ハンドルを全開に切ったとき、どの程度曲がるか確認しておきましょう。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


輸入車において総合的にサービス展開する外車王の知見を活かし、中古車の購入やお乗り換え、売却に関わる様々なノウハウをプロの視点でお届けしています。

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