メルセデスAMG・CクラスワゴンはCクラス4代目のS205型として2014年に登場しました。メルセデスAMGモデルは翌年の2015年に登場しており、使い勝手の良いステーションワゴンながら、AMGによってチューニングされたスポーティな走りが特徴です。S205型からは、上位車種であるEクラスとSクラスとの共通設計プラットフォームを使用している部分も、高く評価されています。グレード展開は3つあり、「メルセデスAMG C63 S ステーションワゴン」「メルセデスAMG C63 ステーションワゴン」「メルセデスAMG C43 4MATIC ステーションワゴン」です。大きな違いは排気量であり、買取価格はほぼグレード順となっています。また、中でも高く買い取られているのは、人気オプションの装着車です。「パノラマサンルーフ」と「レーダーセーフティパッケージ」の装着車は、最近の高級車には必須装備として評価が高くなる傾向があります。ボディカラーはシンプルなカラーが人気で、「ブラック」「ホワイト」「シルバー」であれば、大きな差はありません。現行型のS206型ではメルセデスAMGモデルの販売は始まっていないため、市場ではS205型のみです。現状はメルセデスAMGのCクラスワゴンとして高い希少性を保っており、今後も買取相場としては高値水準を維持していくでしょう。