EB110は、ブガッティ創立者の生誕110周年を記念して販売されました。車名にも創立者のイニシャルと110周年の110という数字が使われています。特徴的なエクステリアは、低いデザインに加えて上部に跳ね上がるガルウィングドアを採用するなど、スーパーカーらしいスタイルに仕上がっています。エンジンは、V型12気筒の3.5Lクワッドターボを搭載しますが、後にボディの軽量化を行い、通常モデルよりも最高出力を51ps向上させた「SS」も登場しました。駆動方式は、現在のスーパーカーでは当たり前になってきている4WDを採用し、当時としては最先端を走っていた一台と言えるでしょう。