アルピーヌ・V6 ターボは、アルピーヌが1984年まで製造されたアルピーヌ・ルノーA310の後継車として1984年から1991年まで製造した2+2のスポーツカーです。ボディはFRP製パネルを使用。フレームは鋼管製バックボーンとなっています。ボディはウーリエによりデザインされ、インテリアはガンディーニがデザインしています。そしてエンジンは2.5Lターボをリアに搭載しており、最高出力200PS/5750rpm、最大トルク29.6kgm/2500rpmで、3.0LのNAエンジン搭載の「アルピーヌ・V6GT」も設定されました。その後、高級仕様の「ミッレ・ミリア」や、スペシャルモデルの「ル・マン」を追加し、1991年にアルピーヌ・A610へとモデルチェンジし、生産・販売が終了しました。また、日本へは、1986年からジャックスが販売した他、生産中止後も若干台数が並行輸入されていました。

アルピーヌの
買取相場一覧

めったに出ない数の少ないモデルですが、時々買取市場に登場する場合があります。先代モデルにあたるアルピーヌ・ルノーA310ほどの知名度はなく、あまり人に知られていないため一般には売買するのは難しいマニア向けともいえます。しかし、熱狂的なフレンチスポーツカーファンの間では人気が高く、ルノーやアルピーヌの専門店では多くの需要が見込まれています。バブル全盛の時代に正規輸入されたモデルも多数あるはずなので、所有されていつ方はぜひ一度買取査定を行ってみてはどうでしょうか。買取相場：217万円（2019年9月現在）

アルピーヌの
買取相場一覧

もし、今この車を走らせることができたら、すれ違うことがまずないのでとにかく目立つこと請け合いです。フェラーリやランボルギーニも珍しくない現在ですが、このスタイリッシュなデザインは別物。目立ってなんぼのスポーツカー乗りにとってはこれ以上ないセールスポイントです。V6ターボという間の抜けたネーミングもフランス本国同様に「GTA」と名乗っていれば問題なし。ちぁごろの国産スポーツモデルほどのパワーがあるわけではないけれども、これほど羨望の目で見られる車は国産車、いや輸入車にはないでしょう。

アルピーヌの
買取相場一覧