なぜアウディ・クワトロは「フルタイム4WDのパイオニア」と呼ばれるのか?

アウディの「クワトロ」と聞いて、4WDを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?しかし、もともとは車名であり、ラリーで無敵を誇ったアウディ・クワトロというモデルが存在していたのです。ここでは、アウディ・クワトロからはじまったフルタイム4WDの歴史や車名の由来などについてご紹介させていただきます。

「クワトロ」は数字の「4」もしくは「4つ」を意味する

「クワトロ」という言葉は、イタリア語で「4」という意味になります。つまり、「クワトロ」は4WDの意味を指しており、世界初のフルタイム4WDを採用したモデルはアウディ・クワトロと名付けられました。現在のアウディでは、ほとんどのモデルにこのクワトロシステムを搭載しておりますが、昔のような車名ではなくグレード名という扱いに変わっています。日本でもスバルの4WD技術が有名ですが、イタリア語の「クワトロ」という語呂がよい車名がブランドの認知度アップに繋がり、「フルタイム4WD」のパイオニアと称される世界で最も評価が高い4WDシステムとなったのです。

アウディ・クワトロは、ラリー界の常識を変え無敵の強さを誇ったことでも有名ですが、その活躍は意外と短く、ミッドシップ4WDのプジョー・205ターボ16やランチア・デルタS4の台頭で、2代目のスポーツ・クワトロS1では目立った成績を残すことは出来ませんでした。それよりも、自動車業界に残した功績の方がはるかに大きく、4WDといえば悪路走破の目的のパートタイム式が一般的であった中、アスファルトでもハイパワーを確実に路面に伝えることが可能なフルタイム式の「クワトロ」システムは、4WDの常識を覆してしまっただけでなく、1990年代以降に発売される高性能な4WDスポーツカーに多大な影響を与えることになったのです。

アウディはなぜ頑なに縦置きエンジンを採用し続けるのか?

近年のクワトロモデルは、FFベースのA3やSUVが増えてきたこともあり、スポーツカー4WDというイメージは少し薄れてしまったのかもしれません。アウディ・クワトロの代名詞と言えば、舗装路面でスポーツ走行を可能にしたフルタイム4WDですが、エンジンが縦置きであったのも大きな特徴のひとつです。

そして、特徴というよりはデメリットと考える方が自然なのかもせれません。理由は、アウディ・クワトロはフロントデフがクラッチのすぐ後ろにくる構造となっており、エンジンの位置が自由に決められるFR車などに比べて、おのずと重量配分がフロントヘビーになってしまいます。しかも、エンジン長が嵩む当時では珍しい直列5気筒エンジンです。もう少しわかりやすく説明させていただくと、ちょうどポルシェ911カレラ4をひっくり返したような構造になっていますので、もしポルシェ911に直列5気筒を積んだらどうなるかを想像していただければおわかりいただけるのではないでしょうか。

一般的に縦置きエンジンの4WDの場合、センターデフからフロントへの出力シャフトを一旦ミッションケースの外に出して別体のフロントデフを設けます。しかし、アウディはクワトロ以降もこのような構造を採用しておらず、重量バランスよりも伝達効率を優先させた結果なのではないかと考えられています。その証拠に、日本おけるフルタイム4WDの先駆者と言われるスバルが、今現在もアウディと同じコンセプトを貫いているのです。

クワトロだけじゃない!世界のカーデザインをリードするアウディ

実は、アウディの凄さは4WD技術「クワトロ」だけではありません。アウディのもうひとつの凄さは「デザイン」です。大げさな話ではなく、世界の高級車の先進的なデザインは、ほとんどがアウディのアイデアと言っても過言ではありません。

例えば、最近のほとんどの国産車で見かけるシングルフレームグリルは、3代目アウディ A4(2005年~2008年)B7系で初採用されています。また、2014年10月の法改正により各社で採用が見込まれているいわゆる「流れるウィンカー」は、既に3代目のアウディA8(2010年~2018年)D4系で採用されています。

つまり、アウディのデザインは少なく見ても10年先を行っていることになりますから、本当に驚きです。そして、いつの時代も変わらない機能美と官能美を両立したデザインこそが、アウディ哲学と言えるのです。

アウディのリセールバリュー

アウディのリセールバリューを考えた場合、やはり「クワトロ」の選択は必須と言えるでしょう。アウディの代名詞である「クワトロ」は、今現在も輸入車ではほとんどライバルがいない状況が続いており、国産車でいうところのレヴォーグのようなポジションをキープしております。また、ハイパフォーマンスモデルのS/RSシリーズは、「クワトロ」の最高峰モデルに相応しい存在感を放つのはもちろんのこと、将来のプレミアがほぼ約束されていると言っても過言ではありません。しかし、輸入車全般で大型モデルのシェアをメルセデス・ベンツに奪われている傾向があります。したがって、リセールバリューが期待出来るのは乗用車であればアウディ A4までのモデル、もしくはSUVモデルであればアウディ Q5までと言えるでしょう。

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アウディを高く売るためのコツ

アウディを高く売却するためには、「クワトロ」や「マトリクスLEDヘッドライト」などの定番アイテムに加えて、大口径アルミホイールやSライン専用バンパーなどをどれだけアピール出来るかがポイントになってきます。最近では、スポーツ性が高いデザインが当たり前になっており、ユーザーのニーズの変化が見て取れます。よって、これらのアイテムが高価買取ための必須条件になることが予想されます。

また、アウディのエンジンはデリケートな傾向があり、例えば選ぶオイルを間違うとエンジン不調を起こすという話しをよく耳にします。したがって、日頃のメンテナンスは他の輸入車よりも気を使う必要があると言えるでしょう。そして、最も重要なことは確かなノウハウを持ち、アウディの全てを知り尽くした外車王に査定をお任せいただくことです。

[ライター/外車王編集部]

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