英国生まれのハイパフォーマンス高級サルーン!ジャガーXJR 4.0スーパーチャージド

高級車がピカピカの気障で居られた、そんな古き佳き時代の英国製高級サルーンの魅力とは

ジャガーXJシリーズは、1968年にジャガーを代表する新しい大型高級サルーンとしてデビューしました。

直列6気筒のXJ6、V型12気筒のXJ12などのシリーズ展開で、3度の大きなモデルチェンジを経て、1994年に生まれたのがX300系です。その前のXJ40系で角目二灯になったデザインが不評で、X300系からまたクラシカルな丸目四灯に戻り、直列6気筒エンジンはそれまでのAJ6型からAJ16に変更になりました。

中でも今回ご紹介します「XJR4.0スーパーチャージド」はボア91mmストローク102mmの3980cc、イートン製のスーパーチャージャーを装備して、325ps/5000rpm、52.2kgm/3050rpmという大出力を誇っていました。


▲バンパー上部のメッキに丸目四灯が写り込む。四半世紀近く経っているのにピカピカ

1998年にX308系にマイナーチェンジした際、エンジンは全てV型8気筒のAJ-V8型になってしまいますので、この300系が伝統的な直列6気筒エンジンを搭載した最後のモデルです。後のX350系ではXJ6が復活しますが、それはV型6気筒です。

XJR4.0は全長5,025mm、全幅1,800mm、車重1,820kgという高級大型サルーンらしい大きな車体ですが、このハイパワーなエンジンと4速ATの組み合わせで充分に速い車になっています。上質な車内空間と英国生まれの高級車の乗り心地、それでいて踏み込むと瞬時に加速するゆとりのパワーは、まさにハイパフォーマンスサルーンを体現したようなモデルと言っていいでしょう。


▲260km/hフルスケールのメーター。素っ気ないくらいシンプルなデザイン。

なお、外国車でしばしば弱いとされる電装系は、このX300シリーズから日本デンソーの製品が使用されています。また、ボディパネルのプレス機も日本製が導入されて、より品質が高くなっています。

ジャガーはかつて「壊れやすい車」と言われていました。実際、XJ40よりも前のシリーズは、オイル漏れや電装のトラブルが頻発して路上で立ち往生することが多く、とにかく手のかかる、お金もかかるクルマだったようです。

「これではいかん、日本車のように壊れないクルマを作ろう」ということでXJ40が生まれたとも言われています。さらにX300からはATもZF製(XJRはGM製)になって、かなり壊れにくいクルマになっています。なので、今も結構程度のいい個体が生き残っていると思われます。


▲ジャガー独特の、J字型ゲートのAT。ボタン等を押さずに操作が可能

また、ジャガーといえど最近はコストダウンの洗礼を受け、かつてほどの「木と革」な感じではないのですが、このX300辺りはそういう旧いジャガーと新しいジャガーの端境期というか。今の基準とは違った贅沢さ、高級車然とした造りが残っていました。それらは燃費や加速性のような目に見える性能ではありませんが、乗ったときに薫るものです。

ジャガーに乗るに当たって、ベンツやBMWのようなドイツ製高級車ではなくあえて英国車を選ぶ意味、というようなものがそこにあるのかも知れません。


▲トラディショナルな丸目四灯。ひと目でジャガーとわかる存在感

XJR4.0スーパーチャージドは、X300の6気筒の中では最もパワフルなモデルです。しかし、スポーツカーではありません。気合いと根性で峠を攻める若者(もしくはやんちゃな大人)のクルマではなく、まだ心に燃え残るものを宿した渋めの大人が乗ってこそ似合いましょう。

また、クルマの側の立場から見ると、X300のXJR4.0スーパーチャージドというモデルは、競技にしのぎを削るアスリートではなく、表情も変えず息も乱さず猛烈な勢いで追いかけてくるあの「逃走中」の黒服のハンターのような奴、と言えるかも知れません。……言えないかな。知らんけど。


▲美しいデザインのアルミホイール。5穴で5本スポークのスタイル

最後に

そんなX300のジャガーXJR4.0スーパーチャージド。「おやじ」などと呼ばれたくない、「素敵なおじさま」を目指すのだ、というナイスミドルなあなた。永くつきあえる上質な英国車です、上がりのクルマも視野の片隅に入れて、いかがでしょうか。

[ライター/外車王編集部]

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