初代ゴルフの、デビューしたてのカブリオレ。製造から40年を経て、普通に乗れるところが普通じゃない?

ビートルの後継者ゴルフにカブリオレが誕生したのは1979年。実用一点張りのクルマに遊び心が融合した、その魅力とは?

この記事でフォルクスワーゲンゴルフのカブリオレを紹介したのは、実は2回目です。前回は1993年式の「フォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオ クラシックライン」でした。世代としては二代目ゴルフですが、二代目にはカブリオレが無く、初代と同じボディのまま製造されていましたので、実はこの1979年式と外観は同じなのです。エンジンは1600ccから1800ccに変更されていましたが、おそらく見分けは付きません。


▲後期では四灯になるヘッドライトも、この時期はシンプルな丸目二灯

なので、以下ちょっと説明が重複します。

フォルクスワーゲン・ゴルフが生まれたのは1974年。戦後ずーっと売れ続けていた偉大な先代、タイプ1ビートルのせいで(?)フォルクスワーゲンはその頃まで新型車が出ず、市場に後れを取った形になっていました。そこで、そのギャップを一気に埋めた、時代に合わせたモダンで実用的なモデルを、ということで開発されたのがゴルフです。


▲これ以上無いくらいシンプルなメーター周り。どことなく漂う’70年代感が素敵

タイプ1ビートルのRRとは真逆なFFのレイアウト、丸くてかわいいボディとは対極な四角く直線的なデザイン、モダンな水冷エンジン。もしかして敢えて全部逆に振ってみた?と言いたくなるくらいの変わりようですが、「とにかく頑丈で実用的でコンパクト」というコンセプトはまったく「フォルクスワーゲン」そのものと言えるでしょう。


▲純正アルミホイールのデザインも’70年代の空気を伝えてくれる

ゴルフという言葉を聞いて、一番に思いつくのはたぶんスポーツのゴルフでしょう。しかしこの車名の由来は、ドイツ語で「メキシコ湾流」を示す「Der Golfstrom」(デア・ゴルフシュトローム)から(Wikipediaより)です。また、「ゴルフ」という車種は世界中で生産された台数でカローラに続く第二位というものすごいヒット作です。何回ものモデルチェンジを経て今も造られ続けていて、現行のゴルフは実に7代目です。


▲サイドにも灯火がある

初代のゴルフは、ジウジアーロのデザインでした。全長3725mm、全幅1610mm、重さ780kgという,実に魅力的なコンパクトサイズです。今回ご紹介している個体は1979年式ですが、この頃からバンパーが鉄製から樹脂製に変更になりました。また、排ガス規制との絡みなどで毎年のように排気量が1500ccになったり1600ccになったりしていた頃です。カブリオレが誕生した年(Wikipedia情報では1980年からとなっていますが、微妙なズレがあるのかも知れません)ですので、当初のオーナーさんはこれが出るのを待ってらっしゃったのかも知れませんね。


▲初代のテール。二代目はもっと大型になるので、大きな見分けポイント

最後に

ゴルフは西ドイツの合理的精神が生み出した模範的な実用車でした。ただ、デザインをジウジアーロが担ったことでもわかるように、ただの実用車ではなく見た目にもしっかりとこだわっていたので、広く受け入れられたのでしょう。そしてカブリオレ。その姿を見ているだけで、太陽の光溢れる楽しいバカンスの情景が浮かんでくるじゃあないですか。たった10連休というだけで航空運賃が例年のゴールデンウイークのさらに倍ほどに高騰してしまうようなわが国ですが、しかし一方で確実に、自らのワーク・ライフ・バランスを見つめ直して、優雅な休日を楽しんでいる人たちも増えてきているようです。


▲カルマンの手になる幌。まだまだ問題なく使えそう

旧き佳きあの頃のヨーロッパ車に乗って、緑溢れる高原に、太陽輝く海辺に出かけてみませんか?

[ライター/外車王編集部]

買取相場より10万~200万円以上高く売却できる!?

大手買取専門店や一括査定サイトでは高額査定がつかない輸入車を得意としております。 外車王なら輸入車に特化した専門店が1社のみで対応するため、しつこい営業電話は一切ありません。 日本全国へ迅速に伺い、外車専門店だからこそできる高額査定を提示します。ディーラー下取りに比べると10万~200万円の査定額の差がでることも。 まずはお気軽に無料査定をご依頼ください。

お急ぎの場合はお気軽に0120-1960-35までお電話ください。 cta
twitterシェア facebookシェア