近未来過ぎるBMW。まるでコンセプトモデルようなZ1のエキセントリックな魅力

まるでコンセプトモデルそのまんまのようなZ1。そのエキセントリックな魅力は近未来さすら感じます。今回はそんな「BMW Z1」についてご紹介いたします。

BMW Z1とは

まるでコンセプトモデルそのまんまのようなZ1。近未来からやって来たようなエキセントリックな魅力にあふれています。今回はそんな「BMW Z1」についてご紹介いたします。

BMWというとベンツと並んで高級セダンのイメージがありますが、これまたベンツ同様モータースポーツにも力を入れていて、スーパーカーブームの頃にはM1というスーパーカーを作ったりもしていました。これはシャシーをランボルギーニが担当し、イタルデザインのボディを載せるという豪華というかなんというか、ものすごい車でした。しかし、途中でランボルギーニは抜けるわ、生産が進まなくてグループ4のホモロゲーションはなかなか取れないわ、いろいろ難儀したらしいです。ただし、とてもかっこよかったのを憶えています。


▲まるでオートバイのようなメーターパネル

BMW Z1の魅力

さて、今回のBMW Z1ですが、これがちょっと似てるんですよ、M1に。前から見た感じがなんとなく、なんですが。

このZ1、1986年にマスメディアに開発が公開され、翌1987年のフランクフルトモーターショーで発表されたのですが、いきなりものすごい人気で生産前から5000台の注文を受けていたと言われています。しかし、1989年3月に生産が始まると、なぜかいきなり人気が失速してしまいました。結局1991年6月まで、わずか2年3ヶ月で生産終了、生産された台数は8000台という短命なモデルになってしまいました。

8000台というと、あのデロリアンよりも少ない数です。BMWとしては大失敗でしょう。発売当初には3万台を超える予約があったといわれていますから、まったく予想外の事態に違いありません。


▲ほぼハンドメイドの内装。少しヤレは目立ちやすいが凝った作り

同じ時期に発売されたメルセデスベンツのSLにいいところを持って行かれたとか、最初の人気は値上がりを見込んだ投機目的の人が多かったからとか、いろいろ言われていますがどうなんでしょうね。

コンセプトモデルそのままの未来を感じさせる斬新なスタイリングながら、乗ってみると意外と普通の自動車だったから、というギャップのせいではないかと筆者はちょっと感じるのですが。

複合素材を使ったアンダートレー型床構造のシャーシにプラスチック製のボディを貼りつける、というまるでモーターライズのプラモデルみたいな攻めた構造の車体に対して、エンジンとミッション、足まわりは乗用車E30の325iのものが流用されていました。なので吹け上がりは良く言えばジェントル、しかし外見からイメージされるスポーツカーとして見ればやや大人しいエンジン、さらに五速MTもワイドな設定で、シフトフィールもスポーツカーっぽくない。その辺りが今ひとつ支持を広げられなかった部分なのかもしれません。


▲最近あまり見かけなくなったプロジェクター・ヘッドライト

しかし、325iのエンジンはノーマルでも170馬力、チューナーの手によるものは200馬力を超え、中にはM5の300馬力オーバーのエンジンを積まれた個体も存在すると言われています。決して非力な車ではありません。

何より、Z1は文句なしにかっこいいです。ロードゴーイング・レーサーという言葉がありますが、これはもうロードゴーイング・コンセプトカーでしょう。街を走る参考出品車。この未来感だけでも充分に魅力的です。

そしてこの車で一番特徴的なのは、ドアです。未来的な車はたいていドアがエキセントリックです。メルセデス・ベンツ300SLやカウンタック、デロリアン、トヨタ・セラ。こういう車は、ごく普通にしれっとドアが横に開いてはいけないのです。もちろんこのZ1もなかなか曲者。このドアは、真下に開くのです。開くというか、下がるのです。しかも電動で。そして、下げたままでも走ることが出来るのです。よりオープン・エアなドライビングを楽しめる、素晴らしいデザインですね。


▲真下に「開く」ドア。下げて走ればよりオープン・エア満喫

最後に、BMW Z1とは

まあ、最近のi3やi8の最先端から突き抜けてどこかへ行ってしまったようなデザインに見慣れてしまうと、Z1のスタイリングは全体としてはオーソドックスで、むしろレトロに感じてしまう部分もなくはないのですが、その頃加減がまた素晴らしいとさえ思えます。

極端に少ない生産台数に加え、販売された当時日本には正規輸入されていませんでした。そんな稀少で小粋なツーシーター、BMW Z1はいかがでしょうか。

[ライター/外車王編集部]

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