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更新2021.04.24

ポルシェ 993カレラ 希少すぎるレアモデルたちのそれぞれの特徴とは?(993C4、993CS、993C4Sウイング編)

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外車王SOKEN編集部

総生産台数75台前後!実はカレラRSより希少なポルシェ 993カレラ4とは?


こちらの993カレラ4(日本仕様)の生産台数は、推定75台程度と言われおります。比較対象としてカレラRSは世界で274台、今では雲の上の存在となった964RSでさえ2000台以上生産されておりますので、その希少性がいかにずば抜けているかおわかりいただけるでしょう。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


日本専用モデルとして設定され世界的に非常にレアな存在であるカレラ4、ナローボディに4WDが組み合わされることで、軽快な動きをスポイルすることなく安定感を発生しております。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


おや?隣にただならぬ存在感を出している993がいます!その前に、カレラ4を見分けるポイントその1。ウインカーのレンズがイエローウインカーではなくクリアウインカーになっております。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


スピードイエローが印象的な隣の車は、RUFコンプリートカーである「RUF BTR2」。どちらも世界的に大変希少なお車です。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


足回りの雰囲気はすっきりした印象です。実は、ここにもカレラ4ならではのポイントが隠されています。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


カレラ4を見分けるポイントその2。ブレーキキャリパーがシルバーにペイントされています。そしてホイールキャップもカレラ4専用品です。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


いまでこそ珍しくなくなったシルバーにペイントされた"Carrera 4"のエンブレム。以前のモデルではブラックのものがほとんどで、このあたりの年代から見かけるようになりました。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


そしてこのカレラ4の一番の特徴は3.8Lエンジンです。詳しい方ならすぐにわかるのですが、通常カレラのグレードに搭載されるエンジンは3.6Lです。なぜRSと排気量を同じ3.8Lエンジンを搭載したのか諸説あるようですが、カレラとの差別化を図るためや、当時の輸入元のミスで3.8Lと発表してしまったからといった説が有力そうです。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4編)


カレラ4には他の993カレラと同様に前期モデル後期モデルが存在し、ヴァリオラム搭載前の95年モデルは、M64/05Sで285ps、ヴァリオラム搭載の96年からは、M64/21Sで300psを発生します。よくヴァリオラムに関してありorなしどっちがいいの?とご質問をいただきますが、前期のノンヴァリオの方がレスポンスが鋭く楽しいと言う声もありますし、後期のパワフルなエンジンを好む方もいらっしゃいます。どちらを選んでも間違いなく楽しんでいただけるでしょう。


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ポルシェ 993カレラS、カレラ4Sやカレラ4との違いとは?


続いて鮮やかなブルーのボディカラーが眩しいポルシェ 993カレラSをご紹介します。こちらの993カレラSはワイドボディが採用されているので、安定した走りを堪能することができます。また、カレラSというグレードはワイドボディを搭載している中で唯一の"AT=ティプトロニック"搭載車で、さらに2輪駆動の"RR"との組み合わせは唯一このカレラSのみで楽しめるという希少な1台でございます。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラS編)


この鮮やかなブルーターコイズという色は、97年モデルのみに用意された純正色。そしてこのカレラSとの組み合わせは、僅か1年しか存在することのない幻の993カレラSという訳です。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラS編)


となりの993カレラ4Sウイングと比較して、水色がとても映えますね。歴代ポルシェの人気色であるシグナルグリーン、リビエラブルー、マリタイムブルーなど、いわゆる"バケツ色"と呼ばれるビビットなカラーは非常に人気が高いので、市場に出るとすぐに売れてしまいます。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラS編)


下回りもご覧の通りピッカピカの状態を保っています。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラS編)


911シリーズの祖先である、ポルシェ356をオマージュしている(?)カレラS専用のエンジンフード。エンブレム塗装はオリジナルではなく"Carerra S"の文字がゴールドにアレンジされています。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラS編)


先ほどの993カレラ4にはない、"ヴァリオラム"という可変吸気システムが装着されています(エンジン上部の銀色のところです)。吸気菅長を低速時と高速時で使い分け最適な空気の流速に調節することで、"ノンヴァリオラム"比較およそ15PSアップに成功しています。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラS編)


空冷ポルシェの最終モデルである993。これからもその美しい姿を保ち続けて欲しいですね。 


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ターボデザインのホイールとエアロパーツに彩られたポルシェ 993カレラ4Sウイングとは?


おそらく993のモデル展開の中で最も流麗なスタイリングをしているのが、993カレラ4Sウイング(エアロバージョン)ではないでしょうか。ターボSにも採用されたフロントリップに、2段式のリアウィング、そして最大のポイントと言える、リアフェンダーのエアダクトの存在です。996以降は、ターボモデルなどは普通にリアフェンダーのエアインテークが存在していますが、空冷ポルシェの時代にこのエアダクトが存在しているモデルと言うのは、それはそれは特別なモデルの象徴でありました。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4Sウィング編)


993のなかで特に人気の高い、ポルシェ993カレラ4Sウイング。ミッドナイトブルーメタリックのボディーカラーが美しいです。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4Sウィング編)


964の限定モデルである"ジュビリー"が、NA+4WD+ターボボディの元祖ですが、当時は4Sの呼称は用いられていませんでした。その後、水冷モデルに変遷したのち、必ずラインナップされている4Sグレードの起源がこの993カレラ4Sという訳です。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4Sウィング編)


現行モデルでもラインナップされている"カレラ4S"は、993が最初のモデルにあたります。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4Sウィング編)


こちらのポルシェ911(993)カレラ4Sウイングの特徴であるエアダクト。一部の993ターボSモデルにもこのダクトがあります。実はこのダクト実際には開穴されていないダミーのダクトです。しかしながら、特別なモデルのみに採用するところがポルシェらしい憎い演出です。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4Sウィング編)


993ターボと同じデザインの純正ホイール(※オフセットは異なります)が装着されていることも、C4Sシリーズの特徴となっております。


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20年近く経過したとは思えないほど丁寧に扱われてきた、ブラックレザーの内装は大変綺麗な印象です。しかもダッシュボードにもレザー、ドアのグリップもレザー張りです!


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4Sウィング編)


後期モデルに採用される水平対向6気筒SOHC 3600ccバリオラムエンジン!6速MTとの組み合わせで最高のハンドリングを実現しています。


こんなクルマを買い取らせていただきました!(ポルシェ911(993)カレラ4Sウィング編)


ポルシェ356との2ショット。ここが自宅ガレージであれば最高ではないでしょうか…。


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脈々と受け継がれていくポルシェ911の血統。これこそポルシェの最大の魅力かもしれません。


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ポルシェ 993 カレラについて最後に


高価格帯のハイパフォーマンスカー、古いお車、流通量の少ない特殊なモデルなど、外車買取専門店の精通した知識がないと、その価値は分かってもらえません。大切にしてくれる次のオーナーへの橋渡し役としてご提案させていただきます。 ご売却をお考えのオーナー様は、ぜひ外車王までお気軽にお問い合わせ、ご相談ください。

ポルシェ 993を高く買い取ってもらうには

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