1968年にグリフィス400の後継として登場したタスカン。約40年もの時を経て2000年に復活した2代目モデルはTVRの伝統でもある鋼管フレームとFRPで組んだ手造りのボディに4Lの直6エンジンを搭載してデビュー。当時ですら当たり前のエアバッグやABSを搭載しない、いい意味で「頑固な」クルマです。ベースグレードとハイパフォーマンスなタスカンSのラインアップで、Sは専用のエンジンやエアロパーツを採用、またリア周りの意匠が違います。タルガトップとコンバーチブルのラインアップですが、2006年からは輸入元が変わったこともあり後者に一本化。同年のTVR倒産により販売中止に追い込まれます。