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オーナーインタビュー

更新2018.10.07

クルマへの情熱はスーパーカー世代をも圧倒する!24才のこだわりカーライフ

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松村 透

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都内在住20代がクルマ、それも輸入車を手に入れて維持している。多くの人が「どうやって稼いでいるんだ」とか「どうせ実家はボンボンだろう」と勘ぐられてしまうのは容易に想像できます。

自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

しかし「クルマが好きで、生計を成り立てている都内在住の20代」は確かに存在します。しかも、意外なほど堅実です。

今回、CL CARSでは、そんな若い世代の方を取材を試みました。決して楽とはいえないカーライフ、そして日々の暮らし。それでも敢えて「都内在住でありながら輸入車を手に入れた」20代のオーナーさんの実録レポートです。

オーナープロフィール


自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

・お名前:安田 勝利さん(兄/奥側) ※今回は真盛さん(弟/手前側)も同席してくれました
・年齢:24才
・職業:公務員
・愛車:メルセデス・ベンツE220(W124)/VWゴルフ5 R32

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現在のお仕事について教えてください


クルマへの情熱はスーパーカー世代をも圧倒する!24才のこだわりカーライフ

現在は、都内の実家で暮らしながら、公務員(郵便局員)をしています。毎日、ホンダ カブに乗って郵便配達をしています。

クルマ以外の趣味を教えてください


もうひとつの趣味はサバイバルゲームです。

比率でいうと、クルマが5、サバイバルゲームが5というところでしょうか。

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クルマが好きになったきっかけを教えてください


自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

クルマ好きである母親の影響が大きいです。今でも家族でクルマ談義をします。かつてはメルセデス・ベンツ190E 2.6スポーツライン(W201)に乗っていたこともあるそうです。同席してくれている弟もクルマが大好きで、一緒に行動することも多いです。ただ、好みは兄弟でも少し異なる点が面白いなと思います。

では、なぜクルマが好きなのですか?


自分自身の世界観を創り上げられることでしょうか。ある意味では、自分自身の象徴、シンボルのようなものかもしれません。

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現在のクルマを購入したきっかけや決め手を教えてください


自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

どちらかというと、昔のスタイルのクルマが好きなんです。現代のクルマではなかなか味わえなくなってしまった、無骨であったり、骨太なクルマに魅力を感じます。

ここ3ヶ月でクルマにまつわる1番の思い出は?


8月に20回目の開催記念として日本にやってきた「ガムボール3000」のクルマを生で観られたことです。めったに観られないような貴重なクルマを間近で接することができたのが1番の思い出です。

また、過去最高の思い出は、ある方のご厚意で「パガーニ ゾンダ レボリューション」のエンジンを掛けさせてもらったことでしょうか…。

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クルマのカスタマイズには興味がありますか?


自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

VWゴルフ R32の方は手に入れたときからボディカラーがイエローにオールペイントされていたり、ホイールが社外品に交換されていましたが、本来はオリジナル志向です。メルセデス・ベンツEクラスの方は、オリジナルの状態で購入していますし(オーディオも当時のまま)、これからも手を加えるつもりはありません。

クルマを所有する理由に所有欲と周囲の目、それぞれ気にしていますか?


自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

まったく気になりません。自分が好きなクルマを所有したい一心でお金を貯めて購入しているので…!

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憧れのクルマはありますか?


悩みますが…。AMG 300E 6.0 4V ハンマーバージョン(ブルーブラック)でしょうか。1990年代前半あたりのメルセデス・ベンツやAMGには強く引かれるものがあります。

取材後記


自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

安田兄弟といえば、一部のクルマ好きのあいだでは知られた存在。その圧倒的な情報量と知識量、そして行動力には、まるでスーパーカーブーム時代の少年が現代にタイムスリップしてきたかのような熱意を感じます。

自分が生まれる前のクルマに惚れ込んで…。24才のオーナーに見る堅実カーライフとは?

クルマとサバイバルゲームという趣味に没頭して楽しめる時間は意外と限られています。20代の今だからこそ、仕事をきちんとこなし、休日は趣味に没頭する姿は清々しく感じられるほど。自分がお金を投じるところが明確な分、無駄な出費が抑えられるのかもしれません。

若くして2台の輸入車を所有するのは決して楽ではないようです。でも、20代の今だからこそ楽しめることを全力で謳歌する。欲しいクルマへの憧れはあるけれど、なかなか実行できない…。そんな20代の方にとって、少しでも勇気づけられることができたらと願うばかりです。

[ライター・撮影/江上透]

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