
週刊中年フライデー
更新2020.08.19
50回連載記念!山本編集長の愛車・迷車遍歴はクルマ愛の結晶だ

山本 圭亮
ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。「ビート・バーン派」の編集長と「ボーイ・ジョージ派」の星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!





・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき早速行ってみよう!
私は20歳の頃から輸入車に乗っていました。当時「外車」と言えば、「アメ車」「ドイツ車」等が中心で、それでも外車乗りは「金持ち」「変わり者」「成功者」なんてイメージが勝手に先行していました。そんな中でも私、山本は、人と違う路線のクルマを探し乗り続けて参りました。本日は50回連載記念として、皆様にサッと私の所有していた愛車(迷車)達をご紹介いたします。残念ながら、当時のデータは無いので実車ではありませんことをお許しください。
中フラ山本編集長の迷車遍歴:ドイツ車編
オペルマンタ 1972年(回顧録登場)

いわゆるマンタA。デザインには児玉英雄氏も参加しています。フォードカプリのライバルとしてOPELが投入した2ドアクーペです。2トーンカラーがラリーっぽくて素敵でした。
オペルレコルト 1972年

この年代のレコルトは、レコルトDタイプです。私のは2ドアクーペタイプ。人気のCタイプのあとだけあって日本では5ナンバーながら大きく見えた為3ナンバーと勘違いされ不人気でした。こちらもデザインに児玉氏が参加していました。
ポルシェ914 1973年(回顧録登場)

VWポルシェと陰口を叩かれた、ポルシェの廉価版シリーズ。とは、いってもVW、カルマン、ポルシェのいいところどりと考えれば優れものの1台です。
ポルシェ914 1975年(回顧録登場)
73年のポルシェのバンパー部分がウレタン化された以外は、あまり主だった変更はありません。しかし、私の914には奇跡のクーラーがついておりました!
VWゴルフ 1985年
俗にゴルフ2と言われる年代です。丸目二灯のものを4灯に変えたり、エッティンガーのエンブレムを張り付けたり、なんちゃってチューンをしていました。4ドアで地味ですがいい車です。
VWゴルフカブリオレ 1991年(回顧録登場)

電動の幌を持つカブリオレは、デザインはゴルフ1をベースにしています。ですからとてもクラシック感があり、ゴルフのラインナップの中でも脈々と続く1台です。
VWジェッタ 1988年
ゴルフ2をベースにしたいわゆるジェッタ2は、4ドアセダン1800CC、大容量のトランクと使い勝手の良いセダンでした。不格好さはありましたが、当時はゴルフと並びVWの快進撃を支えた1台でした。
VWビートル1600 1978年
この車はレストア用に譲ってもらったのですが色々あって、1回の運転で手元から離れて行った私にとって幻の1台です。運転するのに、始めは、あのフェンダーには中々慣れませんでした。
VWビートル1303S 1975年
イメージと音が、ポルシェの雰囲気を醸し出してた車です。乗ってびっくりしたのは速さ?いえ体感速度?が抜群、オプション等も豊富で楽しく、かわいい車でした。
アウディ80GLE 1977年
地味な4ドアセダンです。特にこれと言った特徴もなかった車ですが、私にとっては回顧録でお世話になる、クルマ屋さんにのめり込むきっかけとなったクルマでした。
アウディ80CLE 1981年
私の初の輸入車。BBSのフルスポイラーのクワトロ仕様。私が輸入車に興味をもった入門車でありました。当時、このアウディ80が、爆発的人気につながり一気に、アウディを日本でメジャー化する結果となりました。
メルセデス・ベンツ230-6 1973年(回顧録登場)
元祖、スモールベンツと言われていますが、乗り心地、雰囲気と流石ベンツだけあって高級感があり、むしろ縦目のクラシック感がザ・ベンツたる格式をアップしていますね。
メルセデス・ベンツ500SE 1989年
当時、日本の中で社長車の一つでメルセデスベンツを日本でブレイクさせてのは、このシリーズと言っても過言ではありません。フルスモークのベンツには近寄りたくなかったですよね。
BMW320(E46) 2001年

落ちついたセダン。私の乗った輸入車の中で一番安心して乗れた輸入車かもしれません。遠出にはピッタリのクルマでしたが、5分間に10台とすれ違う位街中に溢れていたのが私としてはちょっと悲しかったですね。
中フラ山本編集長の迷車遍歴:イタリア車編
フィアット X1-9 1983年
1500CCのタルガトップ2シーターで、ミッドシップのスタイルはスーパーカーブームの中でも堂々としたデザインでした。もう一度乗ってみたい車の一つですが、近年価格が沸騰しているのが残念です。
フィアット X1-9 1977年(回顧録登場)

1300CCのX1-9は、史上最低のミッドシップと言われ揶揄されていましたが、当時乗っていても苦労の連続でした。わずか1日の所有で手元から離れて行ったのは悲しい限りでした。
フィアット リトモ 1983年(回顧録登場)

代車から愛車になった驚きの展開のクルマ。丸目二灯の可愛らしいフェイスと、ゴルフ1に似たリアビューを持つ3ドアハッチバックは、マイナーながら何も問題がなければ意外と長く乗っていたかも知れない1台です。
アルファロメオスパイダー クアドリフォリオ 1989年

意外と歴代のクルマの中で、自分のライフスタイルに一番合っていたクルマかもしれません。それも1989年に1年だけ販売したクアドリフォリオは、特にエンブレムやスポイラーなど他のスパイダーと異なる所が、私のお気に入りでもありました。
マセラティ222 1993年
直線番長と言われたマセラティ222は、ツインターボの威力を感じ取るには充分な加速をもち、高速の安定度、スタイリッシュな内装、エンジンルームに至るまでデザイン性にも優れていました。ただ、修理費が・・・・。
中フラ山本編集長の迷車遍歴:フランス車・イギリス車編
シトロエン2400CX (回顧録登場)

急遽、購入したシトロエンは、全く買う予定では無かったところから始まったのですが、フランス車を楽しむには十二分なくらいのクルマでした。ハイドロ、ボビンメーターと初体験だらけのシトロエンでしたが、いい車と出会ったらどっぷりハマってしまう車なのかも知れません。
プジョー205
何故、この車に乗ることになったのかがいまいちわからないまま、我が家に居座ったのですが何だかんだ言って意外とシッカリした車で故障もなく運転もしやすい5ドアでした。ただ、内装のきしみは・・・(笑)
MG-F 1993年

現在の愛車。前オーナーはあのお方。色々問題を抱えている車です(笑)どれだけ車がもってくれるかわかりませんが、オープン生活を楽しめるだけ楽しもうと思っています。新しい車のイメージが強かったのですが、もう23年前の車なんですね。
中フラ山本編集長の迷車遍歴:スウェーデン車・アメリカ車編
ボルボ246エステートワゴン 1980年
本当に使い勝手があり、好きな車だったのですが、元妻の運転でボロボロにされてしまいました。246と言う珍しいエステートだったので大事にしたかったのですが残念でたまりませんでした。
ビュイックリーガルセダン 1995年

初めてのアメ車。意外なほど自分に合っていたかも知れません。ただ、維持費(税金)などを考えると税金の安い車に乗っていた人間にとっては、ちょっと辛かったです。フワフワの足回りを気にしなければ乗り心地は最高です。
今回の50回記念!山本編集長の愛車・迷車遍歴はいかがでしたか?これからも『週刊中年フライデー』をよろしくお願いいたします。





と言うことで、来週もマニアックなコラムをお届けできればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!
※編集部追記:一部画像間違いがあったため、差替え・削除の修正をしております(2016/10/28)