アイキャッチ画像
ドイツニュース

更新2021.05.11

独VW、気候中立に向けた計画発表

ライター画像

外車王SOKEN編集部

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は4月29日、同社の気候中立に向けた取り組み「ウェイ・ツー・ゼロ(Way to Zero)」に関する第1回目の会議「ウェイ・ツー・ゼロ・コンベンション」をオンラインで開催した。VWは遅くとも2050年までに実質的な気候中立を達成する目標を掲げている。今回の会議では、中間目標として、欧州における1台あたりの二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに2018年比で40%削減する計画を発表した。これはVW車1台あたりの平均で約17トンのCO2削減に相当する。



※画像はイメージ


CO2削減に向けては、◇電動車のラインアップ拡大に加え、生産工程における再生可能エネルギーの利用拡大◇サプライヤーとの契約におけるCO2削減に関する規約の導入◇電動車を利用する顧客への再生可能エネルギーの提供◇車載電池のリサイクル――など、総合的な取り組みを実施していく。


また、再生可能エネルギーの普及を促進するため、欧州における太陽光発電パークや風力発電パークの建設を支援する。すでに、独エネルギー大手のRWEと、ドイツに年間の発電容量が計1億7,000キロワット時となる太陽光発電パークを建設する計画について合意した。当該発電施設は、2021年末までに完成する予定。VWが計画するすべてのプロジェクトが完了すると、再生可能エネルギーの発電量は2025年までに約7テラワット時となる予定。


同会議は、外部からの意見を取り込むことも目的としている。今回の会議には、政界や非政府組織(NGO)、学術界、経済界から20人以上が参加した。


[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。