アイキャッチ画像
ドイツニュース

更新2020.01.28

フォルクスワーゲン(自動車)―19年も世界販売1位に―

ライター画像

外車王SOKEN編集部

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が1月14日発表した2019年のグループ販売台数は前年比0.9%増の1,083万4,000台となり、これまでに引き続き過去最高を更新した。世界的に人気が高まっているSUVが販売をけん引した。競合のルノー・日産・三菱は販売が振るわず、トヨタも1,072万台程度を見込んでいることから、VWは4年連続で世界トップを獲得したもようだ。

フォルクスワーゲン(自動車)―19年も世界販売1位に―
※画像はイメージです

グループ販売台数を地域別でみると、伸び率が最も大きかったのは西欧で4.6%を記録。主力のドイツは6.2%増加した。中東欧は1.1%増で、欧州全体では3.9%拡大した。(下の表を参照)

フォルクスワーゲン(自動車)―19年も世界販売1位に―

南米も3.2%増と好調だった。同地最大のブラジルが17.1%増えたことで全体が押し上げられた格好だ。アジア太平洋は0.4%減とやや落ち込んだ。ただ、同地販売の大部分を占める中国では自動車市場が8.2%縮小するなかで0.6%の伸びを記録。これまでに引き続き販売増を確保した。中国販売台数は423万3,600台で、グループ販売に占める割合は前年の38.8%から38.6%へとやや低下した。

北米も0.5%減と振るわなかった。米国は2.5%増加したものの、カナダが5.3%減、メキシコが7.4%減と足を強く引っ張った。
主要ブランドではシュコダ(0.9%減)とVWブランド商用車(1.6%減)を除いてすべて増加した。各ブランドの増加幅はセアトが10.9%、ポルシェが9.6%、アウディが1.8%、VWブランド乗用車が0.5%。商用車はMANが4.6%増、スカニアが3.1%増だった。

12月単月のグループ販売台数は103万800台で、前年同月を12.5%上回った。増加は4カ月連続。すべての主要地域で前年同月を上回った。増加幅はアジア太平洋が16.3%、西欧と南米が14.7%、中東欧が7.1%。北米は100台程度の増加で、変動率はプラス0.0%だった。

主要ブランドをみると、乗用車はセアトが23.4%増、ポルシェが21.5%増、アウディが13.9%増、VWブランド乗用車が13.8%増、シュコダが9.1%増とすべて増加。商用車はMANが3.6%伸びたものの、スカニアは14.8%、VWブランド商用車は1.1%落ち込んだ。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。