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ドイツピックス

更新2017.04.12

なぜそこに手を付けるのか…VWクラシックカーコレクションを大幅削減へ

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NAO

排ガススキャンダルが未だ尾を引いているフォルクス・ワーゲン社(以下VW)ですが、経費削減のため、今回白羽の矢がたったのが同社のクラシックカーを取り扱う部門「VW Classic」でした。

ドイツの自動車情報誌「Automobilwoche」の報道によれば、VWが所有しているクラシックカーコレクション全380台のうち約250台を処分及び売却する予定。2010年に経営を引き継いだ「カルマン・コレクション」のカルマン・ギアをはじめとするスポーツカー138台はそのまま同社の元で管理されるようです。



今回完全処分されるのは、エンジン故障や部品欠陥などによってラリーやショーなどに参加することができないクラシックカー達。ごくわずかですが、まだ使用可能な部品は分解してから同社のパーツセンターを介して再販売される予定です。

その他の駆動可能モデルの大半はVW本社敷地内の博物館「アウトシュタット」へ移動し保管されます。コストカットの為といえど、存在を持ってクルマの歴史を残してきた旧車たちが消えていくのはVW自体も複雑な気持ちではないでしょうか。

出典・参照元:http://www.oldtimer-markt.de/

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