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ドイツニュース

更新2020.12.08

独VW、中国で電気自動車の生産開始

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外車王SOKEN編集部

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は11月30日、中国の安亭鎮と仏山市の2工場で同社にとって中国では初めてとなる純粋な電気自動車(EV)の生産を開始したと発表した。2工場を合わせた生産能力は年最大60万台となる。中国は世界最大の電動車市場であり、VWグループの電動車(Eモビリティ)戦略において中心的な役割を担う。VWは2021年にはさらに、ID.シリーズの3モデルの生産を開始する予定。

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*画像はイメージ

生産するのは、プラットフォーム「MEB」をベースにした「ID.4X」と「ID.4CROZZ」で、3週間前に生産を開始した。VWと第一汽車(FAW)との合弁会社である一汽大衆(FAWVW)が「ID.4CROZZ」、VWと第一上海汽車(SAIC)との合弁会社である上海フォルクスワーゲン(SVW)が「ID.4X」を生産する。両モデルは中国で2021年に市場投入する計画。VWは2023年までに中国で販売するID.シリーズを8モデルに増やす計画としている。

安亭鎮の工場は、VWグループが純粋な電気自動車の工場に特化して建設した最初のMEB工場となる。

仏山市の工場は、既存の生産設備に手を加え、柔軟な生産体制を構築した。将来的に、プラットフォーム「MQB」をベースにした従来の内燃エンジン搭載車と「MEB」をベースにしたEVを同じ生産ラインで生産できるようになる。また、同工場では、「MEB」ベースの6~8モデルを同時に生産できるという。仏山市の工場では、全面的に再生可能エネルギーを使用している。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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