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ドイツニュース

更新2021.10.05

ボルボ・カー、内装材で本革を全廃へ

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外車王SOKEN編集部

スウェーデン自動車大手のボルボ・カーは9月23日、内装製品に本革(レザー)を用いず、代替の高級素材への置き換えを進めていくと発表した。2040年までに完全な循環型ビジネスの確立を目指す戦略の一環で、リサイクルおよびバイオ素材の採用を通じて内装品の持続可能性を高めていく。同社は新車に用いるリサイクル・バイオ素材の割合を25年までに25%に引き上げる目標を掲げている。



ボルボ・カーは2030年までに新車販売のすべてをEVモデルにする計画だが、それらに革素材を一切使わないことを明言した。すでに受注を開始している新型EV「C40リチャージ」は、革製品を使用しない同社初のモデルとなる。


ボルボ・カーは革素材の全廃と並行し、代替材料の調達も進めている。同社が高級内装材として開発した新素材「ノルディコ(Nordico)」は、ペットボトルのリサイクル繊維やスウェーデンとフィンランドの森林から採取したバイオ素材、ワイン産業からのリサイクルコルクなどを原料とする。同素材は次世代モデルから採用されることになっている。


このほか、ウール素材に関しても、生産の透明性と動物福祉(アニマルウェルフェア)を満たしているサプライヤーから調達する方針を明らかにしている。


ボルボ・カーは最近、英コンサル会社のフューチャー・ラボラトリーと協力し、高級な内装製品の持続可能性に関する動向調査を実施した。同社の循環型ビジネスに向けた取り組みは同調査の結果に合致するものだったという。


[画像/ボルボ・カー 提供元/FBC Business Consulting GmbH]