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更新2022.10.13

ボルボの内装を解説。上品さと居心地の良さを実現するこだわりを紹介

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外車王SOKEN編集部

ボルボは、スウェーデンに本社を置き、乗用車やトラックを製造する自動車メーカーです。ボルボの大きな特徴は、高い安全性といえるでしょう。ボディ構造は、丈夫で衝突安全が考えられており、世界で初めて3点式シートベルトを開発したメーカーでもあります。また、安全性だけでなく内装にもこだわりが見られ、人間工学に基づいた形状のシートや落ち着きのあるスカンジナビアンデザインにより、居心地の良い空間を実現しています。今回は、ボルボおよびボルボトラックの内装について詳しく解説します。


ボルボの内装の特徴



ボルボの内装は、上品で暖かみがあるデザインや造形が特徴です。北欧家具のようなウッドパネルや触り心地の良い素材などにより、上質な室内空間を実現しているといえるでしょう。デザインコンセプトは、基本的に全車共通ですが、車種やシリーズごとに個性が与えられています。ここからは、ボディタイプ別にボルボの内装について解説します。


セダン


ボルボのセダンは、日本においてS60のみの販売となっています。2017年には、500台限定でS90が販売されましたが、現時点で再導入の予定はありません。


ミディアムサイズのエレガントセダンである「S60」の内装は、水平基調のダッシュボード、センタークラスターにある縦型モニター、エアコン吹き出し口やモニターの形に合わせて縁取られたトリム、随所にあしらわれたウッドパネルが特徴です。フォーマルな場面から休日のドライブまで、さまざまなシチュエーションにマッチするデザインと質感で、どんな時も満足感を存分に味わえるでしょう。
ドアパネルやアームレストなど、手や肌が触れる部分にはソフトパッドが使われ、触り心地と居心地の良さを両立しています。また、グレードにより違いがあるものの、シートには上質なレザーが張られ、座り心地の良さや高級感を演出しています。


ワゴン


ボルボのワゴンは「エステート」と呼ばれ、3車種をラインナップしています。バリエーションは、コンパクトな「V40」、ミディアムサイズの「V60」、プレミアムワゴンの「V90」です。


扱いやすいサイズのショートワゴンである「V40」の内装は、水平基調で緩やかな斜線を使って描かれる造形となっています。ダッシュボードは、メーターフードを頂点とし、ドアに向かって緩やかに傾斜しており、運転席からの視認性を重視しているといえるでしょう。ドアパネルは、緩やかな斜線やカーブを使った躍動感あるパネル構成です。また、ドアハンドルやエアコン吹き出し口に、アクセントとなるトリムやパネルを使っているため、上質感があるのもポイントです。


ミディアムサイズのエレガントワゴンである「V60」の内装は、水平基調のダッシュボードと、真っ直ぐに伸びるベルトラインが特徴です。また、インテリアのパネルやパーツには、質感の高い素材が使われています。特にダッシュボード・ドアパネル・シートには、触り心地が良いソフトパッドやレザーが使われ、落ち着きのある上質な空間を演出しています。センタークラスターには、縦型のモニターが設置され、スマートフォンやタブレットと同じ感覚で、ナビ・オーディオ・エアコンの操作が可能です。ダッシュボード下部のトリムには、ウッドパネルとメッキモールが組み合わされています。さりげなくウッドパネルを取り入れることで、北欧ならではの暖かみを視覚的に与えてくれる粋な演出といえるでしょう。


ボルボ自らが「プレミアム・エステート」と謳う「V90」の内装は、ウッドパネルやレザーを積極的に使っているため、スカンジナビアンデザインを存分に満喫できる室内です。水平なダッシュボードやベルトラインは、落ち着いた室内を演出するだけでなく、視認性の良さにも貢献します。センタークラスターには、縦型のタッチパネル式ディスプレイが設置され、ナビ・オーディオ・エアコンなどの操作が可能です。ソフトパッドとウッドパネルが組み合わされたツートーンパネルは、センターモニターを中心にダッシュボードからドアパネルまで続き、他のモデルにはないV90独自の雰囲気を醸し出しています。さらに、ダッシュボードの下部やセンターコンソール・ドアハンドルや操作スイッチの随所にメッキ加工を施し「プレミアム・エステート」の名にふさわしい仕上がりとなっているのもポイントです。


クロスカントリー


ボルボのラインナップの中で、ステーションワゴンのクロスオーバーにあたるモデルが、「クロスカントリー」シリーズです。ラインナップは、コンパクトサイズのアーバンクロスオーバー「V40クロスカントリー」、ミディアムサイズのスウェディッシュ・クロスオーバー「V60クロスカントリー」、プレミアムクロスオーバーの「V90クロスカントリー」の3種類です。これらは、車種名からもわかるように、ワゴンモデルをベースとしたクロスオーバーモデルであるため、内装もワゴンモデルに準じた造りや機能となっています。


SUV


近年、ボルボが力を入れているカテゴリーがSUVです。バリエーションは、コンパクトサイズのシティSUV「XC40」、ミディアムサイズのダイナミック・スウェディッシュSUV「XC60」、大柄なサイズのプレミアム7シーターSUV「XC90」の3車種をラインナップしています。


中でも人気が高いモデルは、コンパクトで使い勝手が良いXC40です。特に、最上級グレードの「インスクリプション」の内装は、白・黒・キャメル・赤褐色の4色を展開しています。インテリアの造形は、V60やV90といった上級モデルと同じように、水平基調のダッシュボードを備え、センタークラスターに縦型のモニターをレイアウトしています。また、ドアポケットやセンターコンソールの収納ボックスが大きく、荷物や小物を入れるスペースが充実している点も特筆すべきポイントです。


ミディアムサイズのダイナミック・スウェディッシュSUV「XC60」の内装は、ワゴンのV60と共通のデザインとなっています。水平基調のダッシュボードに縦型のタッチパネル式ディスプレイを組み合わせ、ウッドパネルにメッキを装飾したダッシュボードトリムが特徴です。触り心地と座り心地が良いシートは、人間工学に基づいた形状となっており、長時間座っていても疲れにくいでしょう。さらに、リアシート上部まで覆うガラスルーフを装着すれば、解放感を楽しむこともできます。


プレミアム7シーターSUV「XC90」の内装は、水平基調のダッシュボード、ドライバー側に傾けられて装着される縦型のタッチパネル式ディスプレイ、随所にあしらわれたウッドパネルによって上質感を演出しています。ドアパネルやアームレスト、ステアリングなどの手が触れる部分には上質な素材が使われ、肌で高級感を感じられる内装です。シートレイアウトは、フロント2席・2列目3席・3列目2席の7シーターとなっており、ファミリーカーとしても使えます。まさに、万能な北欧プレミアムSUVといえるでしょう。


トラック


ボルボは乗用車だけでなく、トラックの販売も行っています。乗用車はボルボグループの「ボルボ・カーズ」という乗用車部門から販売されていますが、トラックは「ABボルボ」から販売されています。


ボルボトラックは、高いユーティリティを実現しているのが特徴です。ドライバーのことを第一に考えた内装は、ダッシュボードがドライバー側に向けられた形状になっており、操作性に優れています。また、フラットなダッシュボード上部は、書類などの仕事用品を置くのに最適です。さらに、車内で立つことができるほどの室内高を誇るため、窮屈感がなく、頭をぶつける心配もありません。補助タッチディスプレイは、Bluetooth接続機能により、オーディオや電話の操作をモニター上でできます。長距離運転を考慮したシート形状や調整機構、ステアリングの調整機能などにより、最適なドライビングポジションで運転できるのも、ボルボトラックの特筆ポイントです。


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ボルボの内装はカスタム可能



ボルボの内装は、上質な素材を使っています。素材が良いからこそ、人によってはちょっとした部分がダサいと感じたり、安っぽいと感じてしまうこともあるかもしれません。そんなときは、カスタムをすることで快適な内装に変えるという方法があります。ここでは、代表的なカスタム部位をピックアップして解説します。


ライトを変える


ボルボの内装で、ライトが気になるという方も多いでしょう。特に、ルームランプやバニティミラーの照明は、インテリアの印象を変える要素のひとつです。ルームランプやバニティミラーの照明をLEDに変えるだけで、明るくクールな印象にできます。また、LEDは電力の消費を抑えられるのもメリットです。


レザーシートを変える


ボルボは車種やグレードによってシート素材が異なります。シートの表皮やカラーが変わるだけで、車内のイメージを大きくチェンジできます。具体的には、シートを白にすると明るくクリーンな印象が高まり、チャコールにすると上質で落ち着きのある車内に変化させることが可能です。シートをカスタムするだけで、今までとは別の車に乗っているのではないかと感じることもあるかもしれません。


アクセサリーを追加する


カーアクセサリーを追加するのもカスタムのひとつです。アクセサリーには、使い勝手を高めるアイテムや装飾の追加など、多岐にわたります。ボルボに乗りはじめて、ちょっとした不満や使いにくさを感じたら、アクセサリーを追加して解決しましょう。


シートや化粧塗装の張り替え


年式が古いボルボは、シートの擦れや切れ、化粧塗装のはがれや割れなどが発生する場合があります。経年劣化したシートの張り替えや化粧塗装の塗り直しは、シートや化粧板を取り外して張り替えや塗装を行い取り付けるという大がかりな作業になるため、費用が高額になる傾向です。シート張り替えのおおよその費用は、シートカバーの場合が5~10万円、シート表皮の張り替えの場合は10万円以上の費用がかかります。特に近年のボルボで多い白の内装は汚れが目立つため、シートカバーやシートのコーティングをしておくと良いでしょう。


ガラスのフィルムを貼る


ガラスフィルムには、プライバシーを保護する役割もあるため、貼りたいと考えるオーナーは多くいるでしょう。フロントガラスや前席のガラスに貼り付けるフィルムは、保安基準により可視光線透過率70%以上でなければならないことに注意しましょう。後席やバックガラスには、スモークフィルムなどを貼り付けることができます。


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ボルボ車内の特徴的な機能



ボルボといえば「安全性」です。近年では、シートベルトや衝突安全ボディの採用のみならず、予防安全性能にも力を入れています。運転支援システムでは、乗員保護機能・衝突回避機能・衝突被害の軽減機能が追加されました。また、運転中のハンドル操作補助や駐車サポートも充実しています。さらに、エアバッグも進化をしており、前席エアバッグやニーエアバッグのみならず、サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ・対歩行者用エアバッグなどを積極的に採用しています。


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ボルボへの乗り換えなら外車王で査定を


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内装も充実したボルボで楽しいドライブライフを送りましょう


ボルボは、新しいデザインコンセプトを取り入れた内装により、質感や高級感が増しています。安全性が高く、上品なボルボの内装は、時間が経過しても飽きることがない魅力があります。まさに北欧家具のように、長く付き合うことで良さが滲み出てくる車です。上質で落ち着きのある内装を備えるボルボを手に入れて、充実したカーライフを送りましょう。

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