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更新2021.03.15

絵描き屋の独り言「カーイラスト旅日記」vol.4 道の駅うつのみやろまんちっく村・月イチのイベント"FMM"

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きもだこよし

2月末日最後の日曜日に栃木県でカーイベントが開催されました。7日に関東ではいち早く非常事態宣言が解除されたことを受けての開催になります。3月頭には一都三県を除いた他の都市部でも解除されたのですが、栃木県ではそれに先駆けての開催となりました。

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■FMM (フリーモーターミーティング)とは?

栃木県の道の駅「うつのみやろまんちっく村」にて開催されている月イチで開催されるイベント、フリーモーターミーティング(以下FMM)。すでに100回を越える関東でも屈指のイベントになっております。今回首都圏でいち早く非常事態宣言が解除になった栃木県のこちらのイベントへお邪魔してまいりました。

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FMMとは栃木県宇都宮市の道の駅「うつのみやろまんちっく村」にて開催されるカーイベントです。参加資格は基本クルマの好きな方々、車両も年式国産外車問わずのノンジャンルミーティングです。イベントの開催当初はこちらと別の場所の2か所で開催し、こちらは冬季の雪対策でお借りしていたそうですが、最初の3年目でこちらでの開催のみになったとのこと。

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今回で110回を迎えますが、この自粛要請中のこともあり前回は休止とし、この2月7日に栃木県の緊急事態宣言の解除を受け開催となりました。昨年から続くこのコロナ禍のために去年も2月から5ヶ月間は開催できなかったそうです。そしてこの1月も休みと多くの方々がその厳しさを実感してきたかと思います。久しぶりの開催ということもあり、この日は概ね300台近い車両が参加。しかし、当初は他方ではまだ解除になっていない地域もあり、もしかしたら100台も来ないのではないか?そんな想定も主催者側はしていたそうです。

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■会場のうつのみやろまんちっく村とは?

宇都宮インターからおよそ10分くらいのところにあります「道の駅というよりも自然公園といった場所」です。およそ東京ドーム10個分という敷地内には体験農場や温泉、宿泊施設、ドッグランといった施設のある滞在体験型ファームパークです。もちろん普通に飲食店や野菜の直売、お土産もあります。イベント当日はFMMのみではなくフリスビードッグ選手権も開催されておりました。ちょっとしたドライブでも目的地に十分な施設かと思います。

■参加した車両紹介
主催者が予想したよりも(当日、注意喚起のチラシはそれでも200枚は用意したそうです)はるかに多くの車両が訪れたFMM。地元を中心にさまざまな車両が参加、スーパーカーはもちろん国産の新車まで実に多くの車両を見ることができました。

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面白いのはその並べ方、もちろんココでは決まった配置はしていません。当事者同志、オーナー同士で考えてあるいは譲り合ってこの配置になっていますが、生産国別やメーカー別はもちろんですが新旧で並べるととても面白い配置になったところもありました。

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こちらのFIAT500。どちらも同じ色、同じ名称ですが新旧でこんなにも差があります。まるでおじいちゃんと孫のよう。

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このマスタングの並びにある黒い車両がわかる方はアメリカドラマ通かもしれません。かつて日本でも人気だった「ナイトライダー」の続編に出てくる主役ともいうべきナイト3000のレプリカ。ただ新しい物語は未だに絵描きも見ることができていません。

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今回の参加でもっとも古いのではないかというヒーレ―のシルバーストーン。

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会場内の唯一ケータリング車両として参加していたワーゲンバス。こちらはお店作りからこだわられていていたるところにワーゲンバスのグッズやミニカーが配置されていました。

■今回の1枚

会場には絵描きが好みそうな車両が多々ありましたが、今回目についたのがこちらのオペルスピードスター。一見するとキャビン周辺に見覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、こちらはロータスエリーゼとの兄弟車(と言ってよいのか?)になります。1999年にその姿を表したのですが、基本共通するのはシャーシ部分と足回りそして外装をFRPで構成している点ぐらいですので実際にはほとんど別物といってよいようです。

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ただ、オリジナルのエリーゼはつい先ごろ生産終了の話が出たくらいの長きにわたり作られているのに比べ、こちらは2005年までと大分短い期間しか生産されませんでした(それでも5年も作られている)。出自の関係かそのどことなくオペルでありながら、一線を引いたかのような立ち位置と今ある台数を考えるとけっして頻繁にお目にかかれないという意識の下に描かせていただきました。

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■イベントの大事な約束事&まとめ


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多くの参加者が訪れたFMM。絵描き屋が主催者にお話を伺っている間にも「今日は子供と2台で・・・」「~の息子なんですが」とご挨拶に来られる方が見受けられました。ここでも次の世代はしっかりと育っているようです。お昼の時報を聞くころには多くの車両が帰路に着きます。このイベントも基本は午前中のみの開催、と言ってもスタッフや一部の方は幾らか残られてはいますが、会場を去る上であらためてお願いしたいことがあるそうです。それは可能な限りゆっくり、そしてアクセルを開けないようにこの道の駅を出てほしいということです。もちろん多くの方がそうされていると思います。それでも大排気量車やエキゾーストがチューンされてる車両はどうしても大きい音になりやすいのです。

これはここに限らず多くの開催者が思うことですが、会場を長くずっと使い続けたい。いつも皆さんにここに集まって楽しんでもらいたい。そう思う気持ちは同じです。安全と周囲の環境に配慮して会場を去りたいものです。

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公園内は敷地の中、公道に出るまではゆっくり進む。そう自分に言い聞かせながら絵描きは旅を続けます。

■Free Motor Meeting(FMM)Facebook ページ
https://www.facebook.com/groups/621976591232277/

■道の駅うつのみや ろまんちっく村
https://www.romanticmura.com/about/

■きもだ こよし プロフィール
https://carcle.jp/user/kimodakoyoshi/


[ライター・撮影/きもだ こよし]

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