
ドイツニュース
更新2020.04.07
独ボッシュ、新型コロナの高速検査キット開発
外車王SOKEN編集部
独自動車部品大手のボッシュは3月26日、新型コロナウイルスの感染を2.5時間以内の短時間で検査することができるキットを開発したと発表した。インフルエンザなど10種類の呼吸器疾患を同時に検査できる分子診断システムで、子会社ボッシュ・ヘルスケア・ソリューソンズの分析機「Vivalytic」を使用して分析する。短時間で感染者を特定・隔離できるため、感染拡大を効果的に防止できる利点がある。ボッシュによると、現行の試験では通常、1~2日間、検査結果を待つ必要がある。

この高速検査キットは、ボッシュ・ヘルスケア・ソリューソンズと診断ソリューションを提供する北アイルランドのRandoxLaboratoriesが共同開発した。開発期間は約6週間だったという。綿棒で鼻やのどから採取したサンプルを試験薬の入ったカートリッジに入れ、このカートリッジを分析機「Vivalytic」に挿入して分析する。ボッシュによると、完全自動式の分子診断システムで、あらゆる医療機関で使用することができる。
この試験キットは、4月からドイツ国内に出荷が可能で、他の欧州諸国や欧州域外にも供給していく方針。
分析機「Vivalytic」は、24時間以内に最大10回の試験を行うことができる。分析機が100台あれば、1日あたり最大1,000回の検査を実施できることになる。
ボッシュによると、この検査システムは、世界保健機関(WHO)の品質基準を満たしており、検査精度は95%を超える。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

この高速検査キットは、ボッシュ・ヘルスケア・ソリューソンズと診断ソリューションを提供する北アイルランドのRandoxLaboratoriesが共同開発した。開発期間は約6週間だったという。綿棒で鼻やのどから採取したサンプルを試験薬の入ったカートリッジに入れ、このカートリッジを分析機「Vivalytic」に挿入して分析する。ボッシュによると、完全自動式の分子診断システムで、あらゆる医療機関で使用することができる。
この試験キットは、4月からドイツ国内に出荷が可能で、他の欧州諸国や欧州域外にも供給していく方針。
分析機「Vivalytic」は、24時間以内に最大10回の試験を行うことができる。分析機が100台あれば、1日あたり最大1,000回の検査を実施できることになる。
ボッシュによると、この検査システムは、世界保健機関(WHO)の品質基準を満たしており、検査精度は95%を超える。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]