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ドイツ現地レポ

更新2016.07.07

似ているようで日本と違う。ドイツの信号機について知っておきたい3つの事

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NAO

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日本とドイツで車を運転して気づくこと。色々とあるのですが、今日はドイツの信号機についてご紹介しようと思います。基本としては日本と同じですが、ちょっとした所が違っていたりします。

信号機の位置

例えば十字路だと、日本の信号は道路を超えた前方に信号機が立っていますが、ドイツは手前いわゆる停車している真上(または右隣)にあります。これは景観保護に配慮した結果だそうですが、非常に見にくいです。特に真上にしか信号がなかった場合、走行中ならまだしも、停車線ギリギリに停まってしまったときはフロントガラスからひたすら見上げないといけないわけで苦労します。

ちなみに道路上には速度センサーが埋め込まれており、既定のスピードを超えて走行していた場合、次の信号が自動的に赤になります。これはスピード超過に対する警告となっており、信号無視をした際にも検知センサーの反応ですぐにカメラ撮影されます。

信号機の色が変わる順番
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「赤・青・黄」この信号の色自体は共通なのですが、注目したいのは色の順番。停車(赤)サインになる場合は「青→黄→赤」と変化してこれは日本と同じ。ですが、ドイツでは発進(青)の際は「赤→黄→青」と黄色も表示されるのです。日本の場合は赤から青にパッと切り替わりますよね。黄色を挟む理由としては、ドイツはマニュアル車が多いためこの間(赤→黄)にクラッチを繋げて発進体制に入るためだといいます。

それとは逆に歩行者専用信号の場合は、青→赤に変わる際に点滅がありません。青だと思って歩いていると突然赤に変わってしまうのです。しかも青の時間がとても短いので、いつ赤になるかヒヤヒヤしつつ毎度早足で歩いています。日本だと、歩行者が渡り切るまで待ってくれるドライバーさんも多いのですが、ドイツだと思いっきりクラクションを鳴らされたり、じりじり発進してくる車もいます。

番外編:東西で違う信号機
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ドイツの信号機といえば、「アンぺルマン」が有名ではないでしょうか?これは旧東ドイツ時代の信号で、デザインがかわいいと人気を博し今ではグッズ専門店もあるほどです。今でもベルリンやドレスデンなどではこのアンぺルマン信号が一般的で、観光客の方たちがよく横断歩道で記念撮影しているのを見かけます。基本は男の子の「アンぺルマン」ばかりなのですが、中にはレアな女の子「アンペルメドヒェン」も隠れているんですよ。このように国内でも違ったデザインがあるのは面白いですね。

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