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更新2021.06.08

外車のタイヤ交換の依頼先は?業者ごとの特徴・費用・持ち込みの注意点

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外車王SOKEN編集部

外車のタイヤを交換するとき、どこに依頼すれば良いのでしょうか。寿命によるタイヤ交換、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えなど、外車のタイヤ交換は、いつか必ず訪れます。今回は、外車のタイヤ交換の注意点などをまとめて紹介します。



外車のタイヤ交換の依頼先


外車のタイヤ交換の依頼先は「脱着(履き替え)」と「組み換え」で使い分ける必要があります。その理由は、一言でタイヤ交換と言っても、2つの意味が含まれているからです。


「タイヤ交換」に含まれる2つの意味から説明します。1つめは、タイヤの脱着です。タイヤの脱着とは、タイヤとホイールがすでに組み付けられている状態の物(タイヤ+ホイール)を交換することです。季節ごとに、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤを交換するのは「脱着」のことであり、一般的にはタイヤの脱着のことを「履き替え」と呼びます。


2つめは、「組み換え」です。タイヤの組み換えは、その言葉の通りゴム部分の交換を指します。タイヤの磨耗や劣化により、ホイールをはずしてタイヤそのものを交換することを「タイヤの組み換え」と言いますが、一般的には「タイヤ交換」と呼ばれています。


それでは、外車のタイヤ交換の依頼先について、詳しくみていきましょう。


ディーラー


外車のディーラーでタイヤ交換をする場合、各車種に応じたタイヤを選択できます。外車のタイヤは、承認タイヤが装着されていることがほとんどです。承認タイヤは、各メーカーが定めるタイヤ性能を満たしています。ただし、すべての外車に承認タイヤがあるわけではありません。また、決して承認タイヤ以外のタイヤを装着してはいけないというわけではありません。


ディーラーでは、車種の特徴を熟知した整備士がタイヤ交換・調整を行ってくれるという安心感があります。ただし、ディーラーは工賃もタイヤ代も高くなりがちですので注意が必要です。


タイヤ専門店


タイヤ専門店では、多種多様なタイヤの中から好みのタイヤを選ぶことが可能です。「メーカーが推奨するタイヤ」「燃費性能が優れているタイヤ」「グリップ性能が高いタイヤ」「コンフォート性重視のタイヤ」など、さまざまなタイヤがあるため、車に対するこだわりやタイヤの好みがある方におすすめです。


また、タイヤを専門に取り扱っているため、高性能タイヤを愛車に装着することが可能です。タイヤの種類によっては、メーカー推奨タイヤや承認タイヤよりも高額になってしまうこともありますが、性能を重視してタイヤを選びたいのであれば、タイヤ専門店でタイヤ交換をすると良いでしょう。


カー用品店


カー用品店では、「メーカーが推奨するタイヤ」「タイヤメーカーのタイヤ」「プライベートブランドのタイヤ」から選ぶことが可能です。


カー用品店でタイヤ交換をするメリットは、プライベートブランドのタイヤを選択できることです。プライベートブランドのタイヤは、良質でありながら低価格を実現しています。また、メーカー品のタイヤを購入するよりも費用を抑えることができます。


ガソリンスタンド


ガソリンスタンドでは、ガソリンを入れたついでにタイヤの点検や整備予約ができます。リフトを備えているガソリンスタンドであれば、タイヤ交換が可能です。ただし、ガソリンスタンドは、あくまでもガソリンを給油することがメインの業務で、車の整備に特化しているわけではありません。そのため、整備士が経験不足だったり、タイヤの在庫が少なかったりする場合があります。


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外車のタイヤ交換を自分でするメリットとデメリット



外車のタイヤ交換を自分でしようと考えるオーナーは少なくありません。


ここでは、タイヤの脱着(履き替え)を自分で行うメリットとデメリットを紹介します。


メリット


外車のタイヤ交換を自分で行うことができれば、タイヤ交換の費用を抑えられます。また、必要となったタイミングでタイヤ交換を実施することができるのもメリットです。それでは、それぞれのメリットを具体的にみていきましょう。


費用を抑えられる


タイヤを自分で脱着(履き替え)すると、費用を抑えることが可能です。店舗でのタイヤ交換では、タイヤ1本あたり1,000円程度の工賃がかかります。車のタイヤ・ホイールは1台につき4本装着されているため、1本あたりの金額が安くても、それなりの費用がかかってきます。しかし、タイヤの脱着を自分で行えば、タイヤ交換の費用がゼロになり、維持費を抑えることができるのです。


好きなときにタイヤを交換できる


一般的にノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへ交換する時期は店舗が混雑します。また近年は、天気の急激な変化などで急遽タイヤ交換をしなければならないケースが増加しています。


いずれの場合も自分でタイヤ交換ができる場所と工具さえあれば、いつでも好きなタイミングでタイヤを交換できます。


デメリット


外車のタイヤを自分で交換することにはデメリットもあります。最悪の場合、事故につながる危険性もあるため、タイヤ交換に自信がない場合は、信頼できる業者にタイヤ交換を依頼しましょう。自分で外車のタイヤ交換をすると、どのようなデメリットがあるのかについても紹介します。


失敗したときのリスクが大きい


外車のタイヤ交換は、作業方法を誤ると事故につながる可能性があります。外車のタイヤ・ホイールは、ボルト固定式になっていることがほとんどです。そのため、国産車よりも取り付けが難しく、最悪の場合、走行中にタイヤ・ホイ-ルが脱落する恐れがあります。


イメージ通りの乗り心地や走行性能にならないリスクが高い


近年は、スタッドレスタイヤとホイールがセットになったものをネットショッピング等で購入するユーザーが増えています。しかし、そのような買い方の場合はイメージ通りの乗り心地や走行性能にならない可能性があります。


特にスタッドレスタイヤは、メーカーによって特性が大きく異なりますので、選び方を間違えれば些細な操作ミスでスピンしてしまうケースや予想以上に止まりづらく追突寸前といった怖い思いをすることもあります。特に海外製のスタッドレスタイヤを選ぶ場合は注意が必要です。


外車のタイヤ交換をプロに任せるメリットとデメリット


外車のタイヤ交換は、国産車と違う部分もあるため、外車のタイヤ交換に特化した業者に依頼するのが無難です。ここでは、外車のタイヤ交換をプロに任せるメリットとデメリットについて解説します。


メリット


ここでいうプロは、外車整備に特化した業者のことです。プロにタイヤ交換を依頼するメリットは、リスクを最小限にとどめられることです。それでは、具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。


取り付け不良のリスクが非常に低い


外車のタイヤ交換をプロに依頼すると、取り付け不良のリスクが低くなります。適切なトルクによるボルトの締め付けはもちろんのこと、ホイールのバランス調整も実施してくれるため、最適な形で取り付けることが可能です。


希望に合わせたタイヤを選んでもらえる


外車のタイヤ交換をプロに依頼すれば、メーカーや車種に合わせた最適なタイヤを選択してもらうことが可能です。タイヤと一言でいっても、多くのブランドや種類があるため、どのタイヤを選択すれば良いのか悩むことがあります。そのようなときは、タイヤのプロに「どのタイヤが良いのか」と相談すると良いでしょう。


デメリット


外車のタイヤ交換をプロに依頼するデメリットは、費用が高くなることです。また、また、業者によってサービスの品質にバラツキがあるため自分の理想をかなえられない可能性があります。それでは、デメリットについても詳しく見ていきましょう。


費用がかかる


タイヤのプロに外車のタイヤ交換を依頼すると、仮にタイヤの脱着(履き替え)だけだとしても工賃が発生します。また、店舗を構えているので、ネットショッピング等に比べてタイヤ代が高くなる傾向があります。


タイヤの取り扱い数が業者によって異なる


外車のタイヤ交換をプロに依頼する場合、店舗の規模や形態によって仕入れられるタイヤのブランドや種類が異なります。取り扱うブランドや種類が少ない店舗の場合、オーナーが求める走行性能や安全性能が叶えられない場合もあるため、店舗選びは慎重に行う必要があります。


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外車のタイヤ交換にかかる費用の相場



ここからは、タイヤ交換の費用の相場について解説します。主にスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換する際のタイヤの脱着(履き替え)にかかる費用の相場について、依頼先別に解説していきます。


ディーラー


外車のタイヤ交換を外車ディーラーで行う場合の費用は、タイヤ1本あたり1,000円~4,000円です。つまり、4本交換すると4,000円~16,000円程度の費用がかかります。タイヤ交換の費用は、ディーラーによって異なるため、事前にタイヤ交換費用がいくらかかるのかを問い合わせしておくと良いでしょう。


タイヤ専門店


タイヤ専門店でタイヤ交換をすると、1本あたり1,000円~1,500円、4本の交換で4,000円~6,000円程度の費用がかかります。店舗ごとにタイヤ交換の費用が異なるため、事前にタイヤ交換の費用を確認しておくことをおすすめします。


カー用品店


カー用品店でタイヤ交換をすると、1本あたり500円~1,000円、4本で2,000円~4,000円程度の費用で交換することが可能です。ディーラーやタイヤ専門店と比べて安い費用で交換できますが、混み合う時期は予約が埋まり、シーズンに入る前に交換ができないも場合もあります。


ガソリンスタンド


ガソリンスタンドでのタイヤ交換費用は、1本あたり500円~2,500円、4本で2,000円~10,000円と幅広い価格帯になっています。これは、脱着(履き替え)のみの場合と、ホイールバランス調整が含まれている場合の2パターンがあるためです。ガソリンスタンドによって、サービス内容が異なるため、タイヤ交換の内容と費用を事前に問い合わせておくと安心です。


外車のタイヤを持ち込むときの注意点


外車には、日本に在庫がないサイズのタイヤが装着されている場合があります。最近では、インターネットでタイヤを購入し、そのタイヤを業者に持ち込んで交換してもらうケースも増えています。
 
しかし、思わぬ落とし穴があるので、持ち込みによるタイヤ交換には注意が必要です。それでは、タイヤを持ち込むときの注意点について、詳しくみていきましょう。


工賃が高くなる場合がある


タイヤを持ち込んでタイヤ交換を依頼すると工賃が高くなる場合があります。その理由は、タイヤの販売で得られるはずの利益が得られないためです。


ただし、購入するタイヤの銘柄によっては、タイヤを持ち込んでタイヤ交換をする方が安く済むケースもあるようです。タイヤの銘柄や持込みによる工賃を比較することで、費用を抑えたタイヤ交換が可能な場合もあるでしょう。


持ち込み不可の業者もいる


業者によっては、持ち込みによるタイヤ交換ができない所もあります。持ち込まれたタイヤに適合する設備や工具がない場合、持ち込みによるタイヤ交換を断られてしまうことがあるのです。また、タイヤの販売で得られる利益がないため、タイヤの販売と交換をセットでなければ受け付けてもらえない場合もあります。


タイヤを持ち込んで交換する場合、装着を予定しているタイヤの銘柄やサイズなどを業者に伝え、事前に持込みが可能かどうかを確認する必要があります。


適合するタイヤを選ぶ必要がある


タイヤを持ち込んで交換してもらう場合、業者が保有している設備や工具が持ち込むタイヤとホイールに適合しているかを確認しなければなりません。


インターネットでタイヤを安く購入できても、交換ができなければ意味がないため、持ち込みによる交換の可否や業者が保有している設備・工具が適合しているかどうかを事前に確認しておかなければなりません。


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外車のタイヤ交換は信頼できる業者に依頼しましょう


外車のタイヤ交換は、実績が豊富で設備が充実している業者が安心です。タイヤは、乗員の命を乗せる重要なパーツです。自分でタイヤ交換をすれば費用を抑えられますが、タイヤ交換に少しでも不安がある場合はプロに依頼することをおすすめします。


[ライター/外車王SOKEN編集部]


 

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