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ドイツ現地レポ

更新2023.11.22

バックミラーに金額が表示される、ドイツのタクシーメーター@ドイツ現地レポ

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中込 健太郎

私は都内の移動などでも、あまりタクシーは利用しません。やはり貧乏性なのでしょうね。でもクルマ好きなので、利用するときには車種を選んで利用することが多いです。個人タクシーなどはオーナーさん=運転手さんのこだわりが反映された車種選定も多く、クルマの話をすることなどもしばしば。またタクシーくらいでしか乗ることができないようなクルマもあったり。子供みたいですが、ついつい満喫してしまうのです。でもこれほど贅沢な公共の乗り物はなかなかないですよね。

というのも、「手を挙げるとすぐに見つかる運転手さんつき自動車」なんですから。みなさん、是非口に出していってみましょう!『ショーファードリブン』ですよ(笑)大企業やなにかの偉い人でもなければ普通はできない芸当を、「タクシーいないかな・・・」と思ったらたちまち手を挙げれば停まってくれる。その乗った時の贅沢な空間にしてもそうですが、思ったらすぐ手に入る状況もなかなか贅沢な乗り物なのではないか。そう感じるのです。今都内あたりですと中型初乗り730円とかでしょうか。この状況を占有してこの値段ですから、なかなかリーズナブルなんですよね、実は。でもついついメーター気にしてしまうあたり、やっぱり吝嗇だなあと思うのものですが。

バックミラーに金額が表示される、ドイツのタクシーメーター@ドイツ現地レポ

さて、ドイツからタクシーメーターのレポートが届きました。最新のものはバックミラーに金額が表示されるのだそうです。すごいですね。タクシーの特殊性として、客に対して背を向ける商売という風に表現することもできるかもしれません。そう考えると、ここに金額があるとミラー越しにコミュニケーションも取りやすいんじゃないかと思うのはわたしだけでしょうか。金額のことを前面に出すとどこか嫌らしい、品がないとなる可能性もありますが、ことタクシーに関しては違いますね。誠実さの現れ、ドライバーと乗客の距離感をぐっと近づける可能性を感じることができる、ミラー内蔵の料金メーターの話ではないでしょうか。

バックミラーに金額が表示される、ドイツのタクシーメーター@ドイツ現地レポ

今は1年で一番日が長いときですが、たまに飲みにいったりして終電を逃したりすると、タクシーを使うこともあります。でも酔っぱらってもクルマ好きはクルマ好きなんですね。ここぞとばかり「車種で選ぶタクシー探し」を始めたりするものです。「うーん違う・・・」「もう少し待ったらもっと面白い車のタクシーが来るのではないか・・・」「ああ!反対車線にあんなのが!・・・」なんて言っていると、あっという間に2時間くらい経ってしまうもの。すると、あたりは早くも白々としてきて、深夜の仕事を終えたタクシーは、個人タクシーに限らず法人のタクシーもどんどん車庫に帰っていき、気がつくとタクシーの台数が激減していたり。

みなさま、飲み過ぎとタクシーの「車種の選び過ぎ」には注意しましょう。

[ライター/CL編集部・中込健太郎 カメラ/ドイツ駐在員]

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