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ライフスタイル

更新2022.06.11

乙女心と愛車の2台持ち。クルマも恋人も1つにしぼることなんてできない?

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細谷明日葉

一般的に、恋心が続くのは3年くらいが限度とされているようです。


…けれども月日が経つとともに新鮮さは薄れ、よく言えば“愛情”にシフトしたともいえます。
そのいっぽうで、初期のころのドキドキ感はもはや消え失せ、前向きに解釈すれば安心感ともいえるし、刺激が足りない気も・・・。


たしかに、これはこれで安定していていいのかもしれません。しかしやっぱり、ふと刺激を求めたくなるのが一部の人間の性というもの。


筆者は女性ゆえ、どうしても女子目線(?)になってしまいますが、毎日でも彼氏と会いたくてたまらなくないタイプなのです。安心安定よりも刺激を求めるタイプなのかもしれません。


そこでふと気づきました。クルマとの付き合い方とも似ているのではないかと。



■クルマも恋人も成就したときがピーク?



「クルマを買うぞ!」


自分自身のなかで次期愛車が決まり、あとは契約するだけ。


夜な夜なカタログを眺めたり、試乗に行ったり、オプションはなにをつけようかと迷ったり…。暇さえあればスマホで次期愛車関連の情報をチェック・・・。


寝ても醒めても未来の愛車のことを考えては、頭から離れません。


納車時期が決まれば、指折り数えてその日を待ちわび「早く来ないかなぁ」と悶々とするのです。
まだ乗ってすらいないのに、パーツのリサーチをして脳内チューンを施すことも。


そして待ちに待った納車!
ようやく会えた自分だけの1台に、もう心は有頂天!!
なんなら愛車に名前までつけちゃいましょう(笑)。


恋愛に例えれば、ここが交際したばかりの「超初期」段階。
夜遅くまで残業して明日は朝8時に出社だとしても、なんとか合間を縫って彼氏・彼女と会おうとします。


クルマに対してだって、時間を無理矢理作ってでも、ドライブにお出かけ。そのまま高速道路のサービスエリアで寝落ち・・・。
もう、毎日が楽しくて楽しくてしようがないのです。
納車してまだたった1か月なのに、気がついたらすでに1000km以上走っていた・・といった経験を持つ方も少なくないハズ。


時は流れ、それから3年後・・・。新車で購入したクルマであれば初回車検を迎える頃です。


あんなに精を出していた洗車も、走り回っていたドライブも、ちょっと頻度が減っていませんか?
筆者はこのあたりから、ドアハンドルの爪キズ程度であればまったく気にならなくなってきました。


「美人は3日で飽きる」・・・はともかく、「美人でも3日で慣れる」という話を耳にしたことがあります。


このあたりは性格にもよるのかもしれませんが、あれほど憧れだった存在も、いつの間にか「そこに居てあたりまえ」となっている時期です。


■増車や乗り換えは浮気心に該当する?



世の中的に浮気はよくないこととされています。
浮気なんてものをしようならば、彼氏・彼女から糾弾の嵐です。
既婚者であれば、不倫なんていわれてそれこそオオゴトに…。


でも人間です!
恋心というのはある日ふと目覚めてしまうものであって、不可逆。
かつ意図してそうなったとは限らないため、やむを得ない部分でもあります。
心で想っているだけなら自由ってことにしてほしい…(笑)。


しかし相手がクルマだったらどうでしょう?
もし仮に乗り換えたり、2台持ちをしたりしても、クルマは「浮気したでしょ!」なんていいません。
不思議と調子を崩すということはあるようですが・・・。


むしろ持ち主の勝手な想像で、「次のオーナーとも幸せにね」「新しいクルマとも仲よくしてくれる」なんて都合のいい設定にすることも可能です。


筆者も、過去にロータス・エリーゼを増車した際、最初の1台目、ダイハツ・コペンともまだ蜜月状態真っただ中でした。


自分自身の不甲斐なさから涙が出てきたり、“こぺたん”と愛称で呼ぶほどにラブラブでした。


でも、エリーゼも気になって気になって、自分でもこの衝動が抑えられなくなってしまったのです。


コペンも大好きだし乗り続けるけど、別の役割としてエリーゼにもフォーリンラブ。
どちらも平等に愛せる自身満々。2台に優劣などなく、どちらもキュートな本命!!
2台を所有する決意をしたのです。


幸い、コペンもエリーゼも機嫌を損ねることなく(多少、ヘソを曲げたことはありましたが)、次の出番が訪れるまで車庫で眠っています。


これが人間だったら…。
乗り換えは浮気、増車は愛人事件で一発アウトでしょう。


もしかしたらギクリとした男性の方がいらっしゃるかも。奥さまや彼女が視界に入るところでこの記事に目を通していないことを祈ります。


■クルマも恋人も1つにしぼることなんてできない?



ときどき思います。
経済的に可能なら、一夫多妻(一妻多夫)でもアリなのではないかと…。
いや、経済的云々はともかく、お小遣いの範囲でちょっとつまみ食いしても別にいいのでは?と。
好きな食べ物はいくつあってもいいのに、なぜ人間はダメなのか!(笑)
(これくらい人間のパートナーに対しても寛容でありたいものです)


クルマも一緒です。
もしかしたら、乗り換え派はある意味一途なのかもしれません。
でも、もし経済的に許すならば、複数台持ちをしたいと思う人はかなり多いはず。事実、筆者もそうでした。


長年乗った愛車を手放すのは惜しいもの。
願わくば、このクルマはこう、あのクルマはこう…と、それぞれによさがあるから絞りたくないってこと、あると思うんです。


事実、筆者も経済的にクルマを1台に絞ろうかと思ったことは、幾度もあります。
そんなときに目をとおすのが、“誰かのクルマのお別れシーン”をつづったブログやSNS。
他人事でも、クルマのお別れって胸が締め付けられるんですね。
ディーラーに置いてきた姿、ローダーで引き取られていった姿etc...
こうした内容を自身の愛車に置き換えると、いてもたってもいられない気持ちになります。
もう読んでいるだけでうるうる状態。
そうならないためにも、維持できるようがんばろうと再起するのです!


とはいえ、オーナーは1人なので、2台同時にかわいがることは無論できません。
でもガレージに停めている間は、仲良く並んだ2台にニマニマしてハーレム状態!
“こぺたん”と“えりちゃん”、どちらか1台でも欠けてはダメな存在です。


■浮気はする(したい?)けど相手(クルマ)の1番ではありたい欲



浮気しても相手からは1番でありたい。
かなり虫のいい話ですが、これって、誰しも思うコトではないでしょうか?(笑)


人間相手ならややこしいことになりますが、その点クルマなら安心です。パートナーに内緒で所有している場合は別ですが・・・。
自分は2台を愛しているけど、クルマからは“唯一のドライバー”だと認識されていたいのです。
あくまでクルマは機械なので、この辺は脳内設定。妄想ですね。


自分とクルマたちは良好な関係を築いていて、かつクルマたちも仲良し。
まるで愛人どうしも仲がいいなんていう、完全お調子者ワールドです。


でも、それがいい!!
自分とクルマの世界なら、いつでも自分が物語の主人公なのですから。


■まとめ:クルマも恋人も、惚れたんだから仕方ない?




今やコペンとエリーゼの2台体制になって、10年が経過しようとしています。
「車検厳しいな…切っちゃおうかな」とか「自動車税のせいで欲しいものが買えない」とかは、もちろん何度も経験しました。
最初のころは目くじら立てていた飛び石などの小傷も、この年数になってくると「別にこれくらい、気が向いたときにタッチペンでも塗ればいいや」と放置してしまうようにもなりました…。


人間の恋人だって、付き合いはじめた頃と5年後では、扱いって変わりますよね。
初心を継続できる一途な人、尊敬します。


クルマも一緒で、だんだんと接し方は変わってくるもの。
毎回のようにふいていた車内なのに、今ではダッシュボードの片隅にホコリが放置されていたり…。
でも、出逢った時が恋心だったら、それは致し方ないコトなのです。
とりあえず点検だけは怠らず、健康に走ってくれさえすればそれでいい…もはや家族愛ですね。
(家族的なところが刺激不足でもあるのですが…)


たまにはご機嫌取りよろしく、サイレンサーやホイールのすみっこまで磨いてあげるとしましょっか(笑)。



[ライター/細谷 明日葉・画像/Adobe Photostock]


 

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