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ドイツピックス

更新2017.04.10

ロータリーエンジン開発60周年!ドイツと日本の関係とは

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今から遡って60年前、ドイツ南部ウルムのNSU社で世界初のロータリーエンジン「DKM54」が発明されました。

フェリックス・ヴァンケル氏が3年をかけて発明したヴァンケルエンジンいわゆるロータリーエンジンはすぐさま実用化され、1963年に初の量産車として「NSUヴァンケルスパイダー」が販売されました。



その後、ロータリーエンジンは燃費の悪さなどのデメリットに世界多くのメーカーが研究段階で開発を断念。NSU設計をもとにヴァンケルタイプを実用化させ、自社開発として最終的に残ったのは日本のマツダのみなのは有名な話。

当時の東洋工業(のちのマツダ)が1967年製コスモスポーツに搭載し市販化されました。その後ルマンに本格参戦し、1991年には市販車には無い4ローターエンジンを搭載した「787B」で見事優勝しました。

2012年にマツダはロータリーエンジンモデルの生産を取りやめましたが、水素を燃料とした開発は今も継続されています。

ドイツはロータリーエンジン発祥の地であれど、市販化した車両はわずかであったため、「日本人だけがヴァンケルコンセプトを今日まで信じてくれた」と、1社でここまでロータリーエンジンを進化させ続けたマツダはドイツ人にとって賞賛すべき存在。2017年はマツダにとってもロータリーエンジン開発50周年となります。これからもロータリーエンジンの歴史をこれからも刻んでいってほしいものですね。

出典・参照元:http://www.oldtimer-markt.de/

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