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ドイツ現地レポ

更新2016.05.16

地域色を濃く映し出す、ドイツ大手の地方紙「ライニッシェポスト」とは

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NAO

「ドイツ連邦共和国」という国は、名前通りの連邦制で16の州から成り立っています。それぞれの州によって条例も違えば、教育制度、祝日も違ってきます。実際にドイツに住んでみると、州ごとによって違いがたくさん見えてきますし、それぞれが自分の地域に愛着を持っているのも伺えます。その中でも新聞は、全国紙よりも地元紙のほうが需要も高く、定期購読の他にも毎週土曜日には無料地方紙が各家庭のポストに配られます。

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ドイツでは各州に地方紙が存在しますが、その中でも多くの発行部数を誇る大手の地方紙が「ライニッシェポスト(Rheinische Post)」。ドイツ西部ノルドライン・ヴェストファーレン州の州都デュッセルドルフに本社を置く日刊紙です。政治とキリスト教文化に関する記事を主に発行しており、系統としては保守派で、メルケル首相が党首であるドイツキリスト教民主同盟党(CDU)の支持をしています。

ライニッシェポストは、近郊のケルンやレバークーゼンなどの街の情報も掲載しているほか、デュッセルドルフは欧州最大の日本人都市であるため、現地日本人向けサイトと提携してライニッシェポストが提供する記事を日本語に要約して紹介したりもしています。

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日本同様、ドイツでもニュースアプリやオンライン購読の普及で紙媒体の衰退が進んでいますが、それでも紙面で地方紙を好んで読む方はまだ多いです。ライニッシェポストも年々発行数は減ってきていますが、地方紙にも関わらずドイツで全国的に読まれている新聞で、現在も約80万人の定期購読者を獲得しています。

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