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車悦

更新2023.11.22

台湾製のルノー・メガーヌ2、セダンへのあこがれ

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中込 健太郎

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ルノー・メガーヌといえば、言わずと知れた、ルノーが世界に誇るCセグメントというのでしょうか。中型のハッチバックをメインとした実用車の教科書のようなクルマですね。もういい加減、それほどどうしても海外のクルマでぜひ持ち込みたい、というクルマも出尽くしてきた感はありますが、そんな中でもメガーヌにそんな一台があったことを思い出した次第です。

( ※編集部追記:当記事は過去にメルマガ配信した記事です)


photo by Rudolf Stricker(Wikimedia Commons)

中でもメガーヌ2。あの今からしてもさほど大きすぎず、それでいて、アヴァンギャルドにすら感じさせるスタイリッシュなボディをまといながらも、決して新奇でたちまち飽きさせるようなことがない。あの存在は秀逸だと思うのです。そして、あの秀逸さが以降のルノー車への誤解を招いた元凶だとも思うわけですが。だって、日本でフランス車に乗る人、多くはおしゃれであることを求めているでしょう。



しかしメガーヌあたりは遊びではありません。世界で相当数売らねばならないのです。おしゃれかどうかなんか、本来はルノー自身二の次だったはず。しかし、なまじあんな「現実的なアヴァンタイム」のようなクルマ出すものだから、その極東の島国のフランスへのあこがれを抱く諸兄の大いなる勘違いは、絶賛最高潮に達することになるのです。メガーヌ2はそのとどめを刺したクルマではないか。そう信じて疑うことができないのです。

ホントは今のもそうですが、大いに普通。ルノーなのにと、前置きを付けることのほうが説明を要する所業だと思うのですが、それをなかなか日本のマーケットでは受け入れられない。そんな気がしているのは気のせいでありましょうか。だいぶ話がそれました。


そんな中にあって、実はフランスでは販売されなかったセダンボディが、台湾で作られ、販売されていましたね。実は写真で見たばかりで、今度メガーヌを見に行きがてらおいしいものでも食べに行くツアーはできないものか・・・。そんなことを画策しようかというほど、いとおしいセダンがあるのです。エンジンはディーゼル、マニュアルが選べます。さほど大きくないエンジンですが、小さなディーゼルというわけでもない。フランス人のギヤリングは芸術的ですので、フランスの息のかかったものであることを願わずにはいられませんが。


スタイリッシュなメガーヌ2でありながら、どこまでもドメスティックで、生活感すら帯びている。でも「最低でもスタイリッシュ」そう自ら課したのではないか、そう思うほど、自然で、デザインもまとまっているのです。

今シーズンは台湾かき氷も食べませんでしたね。絶対ここにきて冷凍マンゴーを安く入れるルートを構築して儲けた人いますよね。台湾に行って、エネルギッシュで、アクティブな皆さんの暮らしに少しお邪魔して、メガーヌを堪能し、今更台湾かき氷を満喫するたびに出ようか。そんなことを思うほどいとおしいメガーヌ2のセダンなのであります!

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