
よもやま話
更新2023.11.22
一歩でもクルマを選ぶことに歩み寄ってもらえるヒントをお伝えしたい
中込 健太郎
今週は何が気がかりと言って、九州・熊本を中心に発生した大地震です。地震で被災された皆様、謹んでお見舞い申し上げます。
発生したというか、今もかなり大きな揺れが続いているとのこと。心配です。なんだか生まれてから体験したことのある地震とは全く動きも違うし、いまだかつてないほどのレベルの揺れのよう。今は早く終息に向かい、一人でも多くの方がご無事であるように、とお祈りするほか、なすすべもありません。こういうときの気持ちというのは嫌なものです。もどかしいというか、もともと対して器も行動力もない自分、露呈する感じですね。しかし、どんな嫌だと言っても、被災された方の方が大変なわけですから、まず自分のすべきことをする。その上で何ができるかを考えながら暮らしていきたい。今はそんなふうに考えています。
次にターンパイクで試乗中に亡くなったモータージャーナリストの森野さん。残念でなりません。実際に面識はありません。しかし、書かれたものを拝見するに、私が乗せていただいたクルマについて、かなり近い感想を記されていたりもしたので、親近感を持っておりました。それだけに残念です。
まず、私がもう一度改めて感じたのは、クルマに乗る頻度が多い立場。事故に遭う危険性は高いということ。どれだけ注意してもどうしようもないことだって起こりうる。安全運転にはかさねがさね注意していきたいと思うのです。その上で、クルマの伝えるべきポイントの精査をもう一度しなければならないと感じました。そのクルマがどこまでの性能を持っているかということ以上に、日常使用でどうなのか、ということをもっと地に足をつけて考えていきたいと感じました。
ポルシェ911にしても、かつてカレントライフで964を借りて乗せていただいたときに感心したのは、その高速性能ではなく、50キロ前後のでの挙動の精緻さでした。実はハイパフォーマンスなクルマというのは、日常使用領域でも明確に違いを感じられたりするのです。そうでないものもあるでしょうが、そういうことは今までのまだまだ少ない経験でも感じるのです。アルピナD3とかもそうでした。ものすごく速いですが、実は低速度域でのジェントルな様に感動したものでした。マーチニスモSも小さなエンジンで良く回り、小気味良いですが、通常の国道の流れくらいでの速度域での挙動が、クラスを超えていると思ったものです。
そういうところをもっと発信していきたい。そんなふうに感じた事故でした。前から申し上げておりますが、その、私の所感自体は受け入れられなかったとしても、一人でも多くの人にクルマの価値を考えてもらう、その車種の魅力にも目を向けてもらう、一歩でもクルマを選ぶことに歩み寄ってもらえるヒントをお伝えできればいいなと思っています。
その意味では「求められているものに追いかけ回されたのかしら」。森野さんの死についてそんなふうに感じたりもするのです。自動車コンテンツがクルマについて表現してきたことは、もしかするとまだまだ未成熟で浅いのではないか。反省しているところです。そして再三ながら、安全運転に気を付けていきたいと思います。

▲ゾロ目なのでちょっと停めて記念に一枚
前回の記事でご紹介したデミオは、納車から1週間で1200kmを超えました。東京横浜周辺を往復するような用事が多く、それだけなのですが。これで給油したお金は5000円ほどですのでやはり維持費は安いですね。しかも真っ当なハンドリング。大きな交差点で、ある程度速度のついたままハンドルを切るときの気持ちのいいこと。維持費が安いのは大切ですが、クルマとしての健全の感じられるキャラクターがあると愛着もわいてくるというものですね。1000キロ点検に入れろ、とスパナのマークが付いてしまいました。今週末は大阪に行くので、その前に点検と初回ですのでオイル交換もしたいと考えています。

▲早速フランス製のフィルムでボンネットのラッピングの実演に供されるデミオ
イエローハット新山下店でのイベント「オートフェスティバル」無事終了いたしました。二日目は天候も悪く、風が強かったので大幅に縮小しての開催でしたが、そんな中ご来場いただいたお客様もいて、限られた条件の中ではなんとか終えられたと言って良いのではないでしょうか。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。今回の反省も踏まえ、次回に生かしていきたいと思っております。

S耐レースクイーンの神崎美羽さんと、ご存知、立花サキさんがいたので、イベントには大変ファンの方なども含め多数のお客様がいらっしゃいました。もう少しブースのお話を聞きたかったな。また次回さらにパワーアップさせていきたいですね。
発生したというか、今もかなり大きな揺れが続いているとのこと。心配です。なんだか生まれてから体験したことのある地震とは全く動きも違うし、いまだかつてないほどのレベルの揺れのよう。今は早く終息に向かい、一人でも多くの方がご無事であるように、とお祈りするほか、なすすべもありません。こういうときの気持ちというのは嫌なものです。もどかしいというか、もともと対して器も行動力もない自分、露呈する感じですね。しかし、どんな嫌だと言っても、被災された方の方が大変なわけですから、まず自分のすべきことをする。その上で何ができるかを考えながら暮らしていきたい。今はそんなふうに考えています。
次にターンパイクで試乗中に亡くなったモータージャーナリストの森野さん。残念でなりません。実際に面識はありません。しかし、書かれたものを拝見するに、私が乗せていただいたクルマについて、かなり近い感想を記されていたりもしたので、親近感を持っておりました。それだけに残念です。
まず、私がもう一度改めて感じたのは、クルマに乗る頻度が多い立場。事故に遭う危険性は高いということ。どれだけ注意してもどうしようもないことだって起こりうる。安全運転にはかさねがさね注意していきたいと思うのです。その上で、クルマの伝えるべきポイントの精査をもう一度しなければならないと感じました。そのクルマがどこまでの性能を持っているかということ以上に、日常使用でどうなのか、ということをもっと地に足をつけて考えていきたいと感じました。
ポルシェ911にしても、かつてカレントライフで964を借りて乗せていただいたときに感心したのは、その高速性能ではなく、50キロ前後のでの挙動の精緻さでした。実はハイパフォーマンスなクルマというのは、日常使用領域でも明確に違いを感じられたりするのです。そうでないものもあるでしょうが、そういうことは今までのまだまだ少ない経験でも感じるのです。アルピナD3とかもそうでした。ものすごく速いですが、実は低速度域でのジェントルな様に感動したものでした。マーチニスモSも小さなエンジンで良く回り、小気味良いですが、通常の国道の流れくらいでの速度域での挙動が、クラスを超えていると思ったものです。
そういうところをもっと発信していきたい。そんなふうに感じた事故でした。前から申し上げておりますが、その、私の所感自体は受け入れられなかったとしても、一人でも多くの人にクルマの価値を考えてもらう、その車種の魅力にも目を向けてもらう、一歩でもクルマを選ぶことに歩み寄ってもらえるヒントをお伝えできればいいなと思っています。
その意味では「求められているものに追いかけ回されたのかしら」。森野さんの死についてそんなふうに感じたりもするのです。自動車コンテンツがクルマについて表現してきたことは、もしかするとまだまだ未成熟で浅いのではないか。反省しているところです。そして再三ながら、安全運転に気を付けていきたいと思います。

▲ゾロ目なのでちょっと停めて記念に一枚
前回の記事でご紹介したデミオは、納車から1週間で1200kmを超えました。東京横浜周辺を往復するような用事が多く、それだけなのですが。これで給油したお金は5000円ほどですのでやはり維持費は安いですね。しかも真っ当なハンドリング。大きな交差点で、ある程度速度のついたままハンドルを切るときの気持ちのいいこと。維持費が安いのは大切ですが、クルマとしての健全の感じられるキャラクターがあると愛着もわいてくるというものですね。1000キロ点検に入れろ、とスパナのマークが付いてしまいました。今週末は大阪に行くので、その前に点検と初回ですのでオイル交換もしたいと考えています。

▲早速フランス製のフィルムでボンネットのラッピングの実演に供されるデミオ
イエローハット新山下店でのイベント「オートフェスティバル」無事終了いたしました。二日目は天候も悪く、風が強かったので大幅に縮小しての開催でしたが、そんな中ご来場いただいたお客様もいて、限られた条件の中ではなんとか終えられたと言って良いのではないでしょうか。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。今回の反省も踏まえ、次回に生かしていきたいと思っております。

S耐レースクイーンの神崎美羽さんと、ご存知、立花サキさんがいたので、イベントには大変ファンの方なども含め多数のお客様がいらっしゃいました。もう少しブースのお話を聞きたかったな。また次回さらにパワーアップさせていきたいですね。