更新2023.08.02
ポルシェ、ライン川沿いにあるビンゲンにチャージング・ラウンジを開設
外車王SOKEN編集部
独高級スポーツカーメーカーのポルシェがこのほど開設した充電ステーション。最初のラウンジをこのほど、ドイツのライン川沿いにあるビンゲンに開設した。ポルシェ顧客が独占的に使用できる急速充電ステーションで、ラウンジおよび充電スタンドの利用には、車両と連携したポルシェIDが必要となる。
長距離を移動するポルシェドライバーのニーズに対応したコンセプトとなっており、週7日24時間営業している。バリアフリーで近代的なデザインや、再生可能エネルギーの利用など持続可能性を特徴としている。
ポルシェは今後、差し当たり、ドイツ、オーストリア、スイスの主要な交通ルート沿いに当該ラウンジを整備していく予定。
ビンゲンのラウンジは、高速道路A60号線とA61号線の交差地点から約2分の近距離にある。直流(DS)急速充電スタンド(300kW)が6台、交流(AC)充電器(22kW)が4基、設置されており、再生可能エネルギーを充電することができる。
明るい色調の木材を採用しているほか、建物はガラス張りとなっている。空調には、化石燃料を使用しないヒートポンプを使用しており、ステーションのルーフ上には太陽光発電設備を設置している。
来年初めには、400kWの急速充電器をポルシェ・チャージング・ラウンジに導入する計画もある。
[画像/Adobe Stock 提供元/FBC Business Consulting GmbH]