ドイツニュース
更新2023.03.28
ポルシェ、カイエンEVをスロバキア工場で生産
外車王SOKEN編集部
独フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級スポーツカーメーカー、ポルシェは23日、SUV「カイエン」の純電気自動車をフォルクスワーゲン・スロバキアのブラチスラバ工場で生産すると発表した。
「カイエン」は、ポルシェにとっては、「タイカン」(発売:2019年から)、「マカン」(2024年)、「718」(2020年代半ば)に続く4番目の純電気自動車を投入するモデルシリーズとなる。ポルシェはさらに、2020年代の後半に「カイエン」の上位に位置づけられる新型SUVの純電気自動車を発売する計画も明らかにしている。当該モデルはドイツのライプチヒ工場で生産する予定。
「カイエン」は2002年に生産を開始したスポーツSUVの人気モデルで、2022年は9万5,604台を出荷した。ブラチスラバ工場は、2017年からカイエン(第3世代モデルから)を生産しており、現在は、内燃エンジン搭載車とプラグインハイブリッド車を生産している。
[画像/PORSCHE 提供元/FBC Business Consulting GmbH]