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ライフスタイル

更新2022.05.31

クルマ趣味を通じて「友人に囲まれる人」と「孤立する人」との5つの違いとは?

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松村 透

新型コロナウイルス感染者の数がようやく落ち着きを見せはじめ、それに呼応するかのように、全国各地でクルマ関連のイベントが開催されるようになりました。


北海道をのぞき、そろそろ梅雨入りのシーズン。ここから夏の終わりまで愛車はガレージや駐車場などでひとやすみ・・・という方も多いはず。


職業柄、多くのオーナーさんを取材させていただくのですが、雑談や取材中にときどき耳にするのが「所属しているグループやクラブ内でのゴタゴタ」です。これは自動車メーカーやモデル、規模(公認/非公認含めて)を問わず、本当にどこでも起こりうるように感じます。



人が2人以上集まれば、価値観の相違や意見の食い違いは避けられません。他人同士はもちろんのこと、血を分けたきょうだいでもそうなのですから。


取材や雑談を通じて聞き知ったエピソードを集約した「こういう人とは絡みたくない」というポイントを5つご紹介します。どれもこれも「あたりまえじゃん!」と思われる方も少なくないはず。と同時に、以下の点を気に留めておくだけでクルマ関連だけでなく、周囲の人間関係も円滑なものになる・・・かもしれません。

まとめている本人も他人事とは思えず、ドキッとした項目もあったので、自分への戒めも込めて・・・。


■1.自分の身の上&自慢話ばかり(人の話を聞かない)



誰でも自分の愛車は大切だし、注目されたいという気持ちも分かります。とはいえ、所構わず自分のことばかり話していたら、最初は耳を傾けてくれた人たちもやがて離れていってしまいます。


また、FacebookをはじめとするSNSのコメント欄を見ていると、マウンティングしている方をしばしば見掛けます。具体的には、投稿した内容に対して「オレは○○○を持ってる」「オレは○○○さんと友だち」といった、割りと自己主張強めな内容が多く、人によっては「またかよ」と思うかもしれません。


誰かに聞いてほしい気持ちは分かりますが、自慢話もほどほどに・・・。


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■2.当事者がいないところでリアル&SNSでの悪口



これはクルマ界隈に限らず・・・ですが、当事者がいないところでリアルまたはSNSで放った悪口が巡り巡って本人の耳に入る・・・といった、よくありがちなパターンです。嫉妬や相性の良し悪し、いわゆる仲間はずれなど、要因はさまざま。


いう側も心得たもので「この人を怒らせたらヤバイ」という相手を避け、狙いやすそうな人をターゲットにするところも、世の中の流れと同じです。傾向としては、InstagramやFacebookなどのストーリー(24時間で投稿が消える仕組み)がよく使われるようで「ターゲットにされた当事者はもちろんのこと、その周囲にいる人も誰に対していっているのか分かる」のが特徴。


こういった陰湿な行為に嫌気が差して、長年所有していたクルマを手放した方も実在します。そうなると悲劇です。


■3.リアル&SNSで他人の愛車を批評



傾向として割とベテランオーナーさんに多いようです。頼んでもいないのに「ここはオリジナルじゃない」とか「ここは●●の方が似合うから替えた方がいい」とか。そんなこと、オーナーさんは分かってますから(笑)。でも、いわずにはいられない。


それくらいで収まればいいのですが(それでも充分に迷惑ですが)、自らのSNSに他人のクルマを公開して批評したり、時には点数をつけたり・・・。どれほどすごいクルマを所有していたり、強力なネットワークを持っている人でも、この行為が常態化していると、かなりの確率で敬遠されるようです。


いままで意識していなかったけれど、思わずギクリとした方、いませんか?


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■4.自分が困ったときだけ連絡してくる



意外に多かったのがこちら。自分が困ったときだけ連絡してくるケースです。


出先で故障したから助けに来てほしい、調べものをしているけれど分からない、当日になって暇だからツーリングでも行きませんか?といきなり連絡が来る・・・等々。自分の都合が優先で相手のことはお構いなし。


時間と手間を惜しんで助けてあげても、何のフォローもなし。逆にこちらからお願いごとをしてみても素っ気ない・・・。それでは人は離れていくのは当然なのかも。


■5.派閥作りが好き



やはりというか、予想通りというか「派閥作りが好き」な人も敬遠される傾向が強いようです。


自分と気の合う、またはいうことを聞いてくれるイエスマンばかりを贔屓して、それ以外の人は除外またはスルー。やがてグループやクラブ内で内紛を引き起こし、その結末は空中分解・・・。グループに属した経験がある方なら、いちどは巻き込まれたことがあるかもしれません。


それにしても、オーナーズクラブやグループってある時期や規模を超えると揉めごとが起こるのはなぜなのでしょうか・・・。


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■結論:クルマ趣味を通じて「友人に囲まれる人」と「孤立する人」の違いとは?



この問いに対する答えがあるとしたら、それは「ギブ・アンド・テイクができるか否か」のように感じます。


結果的に相手から「テイク」することばかりしている人は、やがて周囲から人が離れていき、仕方なく別のグループに顔を出して、やはりそこでも・・・というパターンを繰り返す傾向にあるようです。そしていつしかトラブルメーカーのレッテルを貼られてしまい、敬遠されるのです。


不思議なもので「孤立する人」の多くが「悪いのは相手で、正義は我にあり」の思考から抜け出せない傾向があるようです。我が強いのか、自分が負けたと思いたくないのか・・・。


そこに気づいて行動を変えるだけで、(多少の時間が掛かっても)いつかは「友人に囲まれる人」になれるはずです。


[画像/Adobe Stock、ライター/松村透]


 

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