よもやま話
更新2023.11.22
オペラに出ることになりました♫(いきなりクルマと関係ない話で恐縮ですが…)
中込 健太郎
今日もお台場あたりではニューイヤーミーティングなんぞ開催されていた模様。行きたかったなあ・・・しかし、行けません。あとひと月ぐらい、週末は練習です。
オペラ「ラ・ボエーム」に実は出演させていただくことになっているのです。(とはいえ、歌はない役なのですが・・・、それはそれで難しく。)
大田区民オペラ協議会。まあ、いわゆる市民オペラなのですが、キャストも演出も、そして合唱団、プロではないのですが、なかなかうまい。
学生のときここのオペラを見て「はまり」まして、そんなに乗り気で入学した大学の勉学に身が入らないところで面白いものにであったものだからその翌年にかけて「オペラ」というとかなりいろんなところに出かけていき150公演ほど見て回りました。こういっちゃなんですが「玉石混淆」。いろんなオペラを見たものです。
しかし、中には今ではすでに亡くなられた名歌手の出た海外からの引っ越し公演に「学生券」を買いまくって出かけたり。(私の学生証は完全に学生券を買うためにあったようなものでした)
そんなきっかけをくれた「大田区のオペラ」
今回最終回かも、というタイミングでそういうお話をいただいたもので、出させていただくことになったのです。
まあ、舞台の経験などなく、心得もありません。どうにか動きの段取りを覚え、ソリストの方までもかなり気を使ってくださる始末ですがなかなかできることではないですし、オペラファンにとってはこの上ない体験には違いありません。それなりに練習ごとに学ぶこと、気付くことも少なくありません。
精一杯できればいいなあと思っています。
オペラはじめ、クラシック音楽って間違いなく「斜陽産業」(産業というか芸術)です。
いろいろアミューズメントがあるなか、それらライバルを蹴落としてまでたしなまなければならない理由はありません。しかし、時代を超えて愛されるものすごい名曲がた数含まれていたり、その場にいないとわからないこと、その場だからこそ感じられる感動があるのは何物にも代え難いと思います。
これって、今時のクルマとクルマ離れが抱える問題と根本は通じるものがあると思っています。その上で申し上げます。オペラって結構楽しいですよ。
寝ちゃいそう?私も寝ます。どんどん寝ましょう。生演奏聞きながら寝る。昔の王侯貴族もしない贅沢ですから。そして、ここぞというとき「多分起きます」その上で「眠たい演奏」は聞く人の知識不足とは関係ない場合もあるのです。
イタリア語がわからない?私もわかりませんが、よく出てくる言葉はいくつかありますからわかるようになりますし、最近多くが「字幕」出ます。心配することはないでしょう。
愛してる!と言ったかと思うと
呪ってやる!
敵に死を!
エキセントリックなジェットコースターのような話が多数。一番近いもの「吉本新喜劇」ではないでしょうか。
決して皆さんが想像しているような高貴な、上品なものではないかもしれません。ぜひ、荒唐無稽で突拍子もない、大いなる猥雑な世界に一度触れてみてはいかがですか?
オペラって面白いですよ。
あ、プッチーニの「ラ・ボエーム」
大田区民オペラ協議会のサイト貼っておきます。よろしければぜひ。
http://ootakuminopera.jimdo.com/