アイキャッチ画像
ドイツニュース

更新2020.01.14

ドイツ乗用車新車登録、12月は19.5%増・2019年通期は5.0%増

ライター画像

外車王SOKEN編集部

ドイツ連邦陸運局(KBA)は1月6日、2019年12月の同国の乗用車新車登録が28万3,380台となり、前年同月に比べ19.5%増加したと発表した。12月は前年同月に比べ営業日が1日多かった影響がある。2019年通期(1~12月)では、前年比5.0%増の360万7,258台だった。これは2009年(約380万台)以降ではもっとも多い。

ドイツ乗用車新車登録、12月は19.5%増・2019年通期は5.0%増
※画像はイメージです

2019年通期の顧客別の内訳は、法人が全体の65.5%(前年比8.1%増)、個人は34.5%(0.4%減)を占めた。カラー別では、グレー(市場シェア:30.3%)、黒(同:24.8%)が全体の半数以上を占めており、3位の白(同:20.6%)も前年並みの割合だった。

■スマートなど好調
ブランド別では、スマート(19.6%増)、ドイツに工場を持つフォード(10.9%増)が2ケタ増と好調だった。ポルシェ(9.5%増)、メルセデス(6.3%増)、BMW(5.4%増)、アウディ(4.7%増)、フォルクスワーゲン(VW)(3.7%増)も前年に比べ増加した。MINI(0.9%減)とオペル(5.3%減)は前年実績を下回った。

国外ブランドでは、テスラ(462.3%増)が急伸した。サンヨン(17.8%増)、ボルボ(17.5%増)、現代(12.7%増)、ダチア(11.6%増)も2ケタの伸び率だった。これに対し、アルファロメオ(23.7%減)、DS(23.7%減)は大幅に落ち込んでいる。

日本勢は、日産(21.6%減)、スバル(19.5%減)、ホンダ(16.2%減)が低迷した。レクサス(29.7%増)は2ケタの増加だった。マツダ(6.3%増)、スズキ(8.2%増)、三菱自(2.6%増)、トヨタ(0.7%増)も前年同月を上回った。

■代替燃料車の販売好調
燃料別では、ガソリン車の市場シェアが59.2%(前年:62.4%)、ディーゼル車は32.0%(前年:32.3%)となった。代替燃料車は、ハイブリッド車が前年比83.7%増の23万9,250台となり、市場シェアを6.6%に拡大した。うち、プラグインハイブリッド車は44.2%増の4万5,348台で、市場シェアは1.3%だった。電気自動車も75.5%増の6万3,281台に拡大した。天然ガス車は29.4%減の7,623台、液化石油ガス車(LPG)は55.6%増の7,256台だった。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています
輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。