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ドイツニュース

更新2020.10.13

独ダイムラー、メルセデス・ベンツの新戦略を発表

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外車王SOKEN編集部

独自動車大手のダイムラーは6日にオンラインで実施した投資家・アナリスト向け会議で、「メルセデス・ベンツ」ブランドの乗用車事業の新戦略を発表した。高級車ブランドとしての地位を強化するとともに、利益率の高いラインアップ構成を目指していく。サブブランドのAMG、マイバッハ、G、EQも強化していく。さらに、電気駆動技術や車載ソフトウエアの開発を加速し、主導的な地位を目指す。

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※画像はイメージ

電気自動車については、戦略「エレクトリック・ファースト」の枠組みにおいて、電動車用のプラットフォーム「EVA」をベースにした4モデルを市場投入する。2021年に発売予定の高級セダン「EQS」は航続距離が700キロメートルを超える(WLTPモード)。さらに、「EQE」、「EQS」のSUVモデル、EQEのSUVモデルも発売する予定。小型・中型車用のプラットフォーム「MMA」をベースにしたモデルは2025年から市場投入する計画。

AMGからも2021年に電動車を発売する計画。マイバッハは販売台数を2倍に引き上げるほか、電動化も計画している。Gについても販売をさらに強化するとともに、電動化を進めていく。EQについては、独自に開発したプラットフォームをベースにしたモデルを発売し、新しい顧客層を開拓していく。

車載ソフトウエアについては、独自に開発した基幹ソフトウエア「MB.OS」を2024年に投入する計画。ソフトウエアの内製化により、顧客との接点を確保し、定期的にアップデートしていく方針。

固定費は、生産能力の見直しや人件費の削減などにより、2019年比で20%以上削減する。設備投資や研究開発費は2025年までに2019年比で20%以上を削減する。変動コストは2025年まで、2019年比で年1%ずつ減らしていく。

売上高利益率(RoS)では、市場条件が悪い場合も含めて2025年までに1ケタ台の半ばから後半を目指す。市場環境が良好であれば2ケタ台のRoSを目標とする。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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