ドイツニュース
更新2022.03.22
メルセデス・ベンツ、DPDに「eスプリンター」150台を納車
外車王SOKEN編集部
独自動車大手のメルセデス・ベンツは9日、運送大手DPDに電動大型バン「eスプリンター」150台を納車したと発表した。DPDはこれらの車両を物流拠点(デポ)のあるハンブルク、エッセン、ニュルンベルクに配備する予定。
DPDはドイツ全域で2020年初めから再生可能エネルギーのみを使用している。「eスプリンター」はデポで充電し、配送中は充電の必要がないように走行ルートを設定する計画。
DPDが今回調達した「eスプリンター」は、総重量が3,500キログラムで、バッテリー容量は47キロワット時(kWh)。一回のフル充電による航続距離は128~158キロメートルとなっている。急速充電では、約25分で電池の残容量10%から80%まで充電することができる。最大積載量は849キログラム、積載容量は11立方メートル。
[画像/メルセデス・ベンツAG 提供元/FBC Business Consulting GmbH]