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更新2019.06.03

ボクが「フェラーリが大好きな4つの理由」とは?

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JUN MASUDA

ボクはフェラーリが大好きだ。
現実的にはランボルギーニに乗っているが、それはフェラーリよりもランボルギーニのほうが好きだからである。

ボクがフェラーリが大好きな「4つの理由」とは?

ただ、その件は置いておいたといたしても、ボクはフェラーリが大好きだ。
実際にフェラーリ本社のあるマラネロへ行き、フェラーリの運営する博物館を2箇所、そしてアブダビにあるフェラーリ・ワールドにまで足を伸ばしたのだから間違いない。

https://current-life.com/life/museo-ferrari/

https://current-life.com/life/ferrari-world-abu-dhabi/

では、フェラーリのどこがイイのか



そこで今回、ボクがフェラーリを好きな理由について述べてみたいと思う。

一つ目は、「レースをバックボーンとして生まれた会社である」ということだ。
フェラーリは、F1やル・マンなど、多くのレースで活躍してきた。
現代ではやはりF1が有名であるが、そのレースへの注力度合いは「レースの活動資金を、市販車を売ることで稼いでいる」とまで言われるほどだ。

実際に、フェラーリのYou Tubeチャンネルを開いてみると、「レース一色」である。
ほかのスーパーカーメーカーが運営するYou Tubeチャンネルにアップされる動画が「新型車のプロモーションビデオ中心」であるのとは根本的に性質が異なる。

つまり、フェラーリは今でも「レースが中心」な会社であり、これだけ割り切った会社は、このご時世ほかに例を見ない。

ボクは、こういった「日和らない」ブランドが大好きだ。

ボクがフェラーリが大好きな「4つの理由」とは?

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意外にもフェラーリはブランディングに優れる



そしてフェラーリは、意外なことだがブランディングに優れる。
「わが道を行く」的な印象が強いフェラーリではあるものの、実は設立当初からブランディングに優れていた。

それは創立者であるエンツォ・フェラーリの数々の言動からも伺うことができるが、端的なものは「当初から、販売する顧客を選んできた」ことだ。
「カネがあれば、誰にでも売るものではない」という姿勢は、結果的に"手が届かない”という印象を人々に与え、逆に"選ばれた人々”の忠誠心を高めることとなった。

それは今でもフェラーリの根幹にある商売の基本でもあり、それが限定モデルの価値を高め、それに連動して通常モデルの価値をも高めている。

もちろん、これによってフェラーリは非常に高い中古相場を形成することになり、突出した存在となった。

これが二つ目の理由である。

フェラーリは常に未来を見ている


そして三つ目の理由だが、フェラーリは「こだわり」が強い会社であるが、頑固ではない。
これまでの成功や、古い考え方に固執して「前に進めない」会社ではない、ということだ。

むしろフェラーリは常に前を見ていて、「フェラーリストア」や「フェラーリワールド(等のテーマパーク)」といった、自動車以外のビジネスも積極的に手がけてきた。

さらにフェラーリストアでは、オーナー向けのグッズはもちろんだが、フェラーリを所有していない人々でも「普通に使える」アイテムが揃う。
さらにはキッズ向けの商品も豊富にラインナップされている。

これらは、「グッズ販売や、ライセンス収入による多大な収入」をフェラーリにもたらすことになるが、同時に「未来のフェラーリファン、未来のフェラーリオーナー」を育てていると言っていい。

幼少の頃からフェラーリグッズに囲まれた子供は、成長しお金を稼ぐようになった時、まっさきにフェラーリ(実車)を購入しようと考えるだろう。

ボクがフェラーリが大好きな「4つの理由」とは?

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フェラーリは、ドライバーがどう感じるかを最優先に考えている



最後の四つめだが、フェラーリは「レースを企業活動の中心に据えている」にもかかわらず、「消費者フレンドリー」なクルマを作っている。

まるでそのままレースに出るような、軽量化や運動性能を優先したがために、快適性や日常性を犠牲にしたようなクルマや、ドライバーよりもクルマを優先させるようなクルマづくりをしない、ということだ(限定モデルはこの限りではないが、それらの車種はもともと購入者を絞っている)。

それは意外なほどに優れる乗降性、そして視認性に起因する「乗りやすさ」からも理解可能だ。
さらにはクルマ本体だけではなく、クルマを維持しやすいよう、無料のメンテナンスプログラムも充実している(これについては、世に送り出したフェラーリのコンディションをベストに保ち、中古相場をより高いレベルにて維持する目的もあると考えている)。

そして、フェラーリのクルマはなにより「反応」が良く、運転していて気持ちがいい。
もちろんメカニズム的な精度が高くレスポンスに優れるということもあるが、ここ最近のターボエンジン採用モデルは、アクセルを踏み込むと、加速体制に移るよりも早くサウンドが盛り上がるようだ。

人間は「感覚に左右される」生き物であるから、勇ましいサウンドを聴くと加速しているように感じる。
実際には(フェラーリは”ゼロ”だと主張するものの)ターボラグを多少伴うフェラーリのエンジンではあるが、このサウンドによって、まるで大排気量自然吸気エンジンのような”豊かなトルク”を伴っていると錯覚することになる。

つまりこれは意外なことに「演出」ということになるが、実のところ、フェラーリは数あるスーパーカーメーカーの中でも、こういった演出が抜群に上手い、と思う。

ボクがフェラーリが大好きな「4つの理由」とは?

以上が、ボクが考える「フェラーリが好きな4つの理由」だ。
フェラーリはストイックで排他的というイメージもあるが、それはフェラーリに接していない人々が抱くイメージだと思う。

実際にフェラーリストアで何かを購入してみたり、フェラーリの実車に触れてみたり、できれば運転をしてみたり、「フェラーリ側に踏み込んでみると」また違った印象を抱くことになるだろう。

それは「フェラーリの世界へようこそ」という、心からの歓迎だとボクは考えているが、ボクたちが一歩そこへ踏み込めば、フェラーリはまた違った一面を見せてくれるはずだ。

外から見ると「とっつきにくい」ブランドであるが、中に入ってしまえばじつに家族的なブランド、それがフェラーリだとボクは考える。

[ライター・撮影/JUN MASUDA]

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