更新2024.01.30
ランボルギーニの23年世界販売1万112台、初の年1万台超え
外車王SOKEN編集部
伊高級スポーツ車メーカーのランボルギーニは16日、2023年の世界販売が前年比10%増の1万112台に拡大したと発表した。年間の販売台数が1万台を超えるのは初めて。
販売台数を地域別にみると、欧州・中東・アフリカ(EMEA)が14%増の3,987台と最も多く、南北アメリカ(9%増の3,465台)、アジア太平洋(4%増の2,660台)も好調だった。
国別ではトップの米国が3,000台で、これにドイツ(961台)、中国(香港、マカオ含む)(845台)、英国(801台)、日本(660台)が続く。
モデル別の内訳は、SUV「ウルス」が6,087台、スーパーカー「ウラカン」は3,962台で、2022年に生産を終了したフラッグシップモデル「アヴェンタドール」は12台、限定車「フュー・オフ」は51台が売れた。
同社は電動化計画「ディレツィオーネ・コル・タウリ」のもと、昨年にアヴェンタドールの後継モデルとして同社初のプラグインハイブリッドモデル(PHV)となる「レヴエルト」を発売した。2028年には初の完全電気自動車(BEV)「ランザドール」の発売を予定している。
[画像/Lamborghini 提供元/FBC Business Consulting GmbH]