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ドイツ現地レポ

更新2016.09.28

工業大国ドイツならではの面白オブジェは、古いモノを大切にする文化の表れ

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NAO

とある会社の前に佇むこの銅像。ドイツやヨーロッパでは道の至る所に、銅像や芸術オブジェが置かれていることが多いのですが、よく見てみると何か違う?こちらは何だかわかりますか?

よく見てみると…?工業大国ドイツならではの面白オブジェ


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おそらく大きな機械の一部だと思われますが、それが再利用され、そのままオブジェ化しています。このようにドイツの工場や機械を扱う場所では、このように古くなった機材などをオブジェにして飾っていることが多いのです。

このオブジェが飾られていたのはこの「マシーネン・カウル」という会社。1919年に家族経営として始まった会社で現在は4代目と歴史の長い歴史を持っています。こちらは木材やプラスチック加工専用のマシン及び関連部品を主に製造して企業向けに販売しており、ほかにも中古機材の売買&メンテナンスも行っているようです。このオブジェの原型である部品が何の機械に使われていたのかはわからないのですが、見た目はずしりと大きく高さ1.5メートルほどあると思われます。

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工業大国そして環境先進国ドイツならではの使い道


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自動車のHナンバー制度のように、古いモノを大切にする文化が深く根付いるドイツ。国の政策だけではなく、国民一人一人にこの考えは浸透しており、古いからと簡単に捨てることはせず、何かしら工夫をして使えるように残します。それは企業も同じでオブジェにするほかにも、トラックの幌や車のシートベルトをカバンに再利用して商品化したり、カーシートを映画館のロビーに使ったりなど商品や街中のモノをよく見てみるとこのような面白い仕掛けが見えてきたりします。

この写真のオブジェのように、機材を単に廃材にしないまま別の道で活かすのは、工業大国そして環境先進国ドイツならではの使い道なのではないでしょうか。

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