
週刊中年フライデー
更新2020.08.19
運転時に見つめあってしまう…恐ろしくかっこいい輸入車の「インパネ」BEST5

山本 圭亮
ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。「スコール派」の編集長と「アンバサ派」の星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!







・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき早速行ってみよう!
クルマのデザインは、外見重視が殆どかも知れません。でも「インパネ」ってドライバーが、一番運転時に見つめる場所ですよね!そんな「インパネ」のBEST5を、私の好みでランキングしたいと思います。
第5位:マセラティ スパイダーザガート(1989年)
やってやる感と高級感が調和されているインパネと言えばオールド「マセラティ」。その中でも私のお気に入りは「スパイダーザガート」です。なぜ、ザガートかと言うとこの内装をオープンで見せびらかせるという事です。メーター周りのスーパーカー的なメーターとマセラティの代名詞と言われる「ラサール製アナログ金時計」からの流れるようなウッドパネルは高級車のイメージも同時に兼ね備えています。運転しながら満足感に浸れるマセラティならではのインパネを皆さんも一度は経験していただきたいです。
第4位:ロータス ヨーロッパ(1972年)

私は、残念ながら身体のサイズ的に乗れないのですが、スーパーカーブームの火付け役「サーキットの狼」の主人公「風吹裕矢」操る「ロータス ヨーロッパ」のインパネは、憧れの的でした。子供の頃、スーパーカーショーには必ずと言っていい程展示されており、中を見る機会も多く記憶に残るインパネでした。戦闘機のような狭いコックピットに直線的に並ぶメーターが、なんとも言えずスピード感を醸し、ドライビングすると尚更、レーシーに感じる事でしょう。もし、痩せたら是非このコックピットに座り運転して見たい1台です。
第3位:トライアンフ TR7(1974年)
トライアンフファンには色々言われてしまう「TR-7」ですが、私はこのインパネが好きですね。直線的な地味目のインパネの中に「カチッ」と詰まったメーター周りが、イギリス車のようなイタリア車のような、国籍不明感がたまらないのです。とは言っても性能は、「ポルシェ924」や「RX-7」に劣らずトライアンフの高性能を兼ね備えている訳で、その時代にあった「TR」を演出していると思います。外見の派手な部分と内装インパネの地味な部分のギャップがたまらない1台です。
第2位:フェラーリ 512BB(1976年)
5リッター12シリンダーのフェラーリ「512BB」は、私にとってやはり憧れのスーパーカーです。インパネもメーター類、スイッチ類に関しても他には真似のできない特別感があり「ザ・フェラーリ」と言うべき1台です。エンジン音とメーター類の連動が、伝わってくるような運転席は特別な人のみを包み込む雰囲気があります。それは、スーパーカーファンの夢であり、フェラーリファンの夢である特別なコックピット」ではないでしょうか?生で拝見させていただき、座席に座らせてもらった経験のある私は、貴重な体験をした幸せ者であります。
第1位:シトロエンCX(1974年)
やはり、このクルマのインパネを見た時、まず運転席に座ってビックリ、運転してビックリと2度も驚いたのはこのクルマだけでした。ハンドルの一本スポーク、ボビンメーター、どれだけあるのと感じる警告灯。どれをとっても新鮮で驚きばかりでした。そして、走り出した時のボビンメーターの動きに二度驚き、このメーターの虜になっていく自分がいました。また、ライトスイッチ、ワイパースイッチなども現在の「セミオートマ」のようなポジションにあり、使い勝手もちゃんと考えているあたりが、流石「シトロエン」って感じなのです。驚愕の多さから「シトロエンCX」をインパネランキング1位とさせていただきます。
さあ、皆さん!今回の「インパネ特集」は、いかがでしたか?この中に皆さんのお気に入りはありましたか?また、来週もマニアックなお話をお送りいたしますのでよろしくお願いいたします。







と言うことで、来週もマニアックなコラムをお届けできればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!