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更新2017.06.24

実は1ケタ台?輸入車の年間販売台数を振り返ってみる

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松村 透

輸入車をお持ちの方、または興味がある方、自動車の年間販売台数における輸入車のシェアがどれくらいの割合かご存知ですか?実は、10%に満たない割合なのです。

昨年、2014年の輸入車販売台数のシェアは8.8%。過去最高を記録しました。17年振りの高水準とのことです。下記に、過去10年間の輸入車のシェアをまとめたグラフがあります。輸入車の数が増えてきたからといっても、まだまだ少数派です。

実は1ケタ台?輸入車の年間販売台数を振り返ってみる
出典:http://www.jaia-jp.org/

次に、1972年の統計開始から2014年までの輸入車登録台数の推移で見てみると、着実に増えてきていることが分かります。

次に、今年のデータです。2015年はメルセデス・ベンツが初の輸入車販売台数No,1を獲得することはほぼ確実です。11月末までの累計で58,668台となっています。前年の11月末までの累計は53,535台でした。

2015年1月〜11月までのメルセデス・ベンツとフォルクスワーゲンの輸入車新規登録台数をまとめてみました。
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こうしてみると、2月を除き、つねにメルセデス・ベンツが上回っていたことが分かります。さらに、フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンの不正が報道されて以降、明らかに10月、11月の販売台数が落ち込んでいることが分かります。



今回のフォルクスワーゲンの事件があったから、メルセデス・ベンツが1位を獲得できた…わけではありません。この事件が起こる前の時点で、よほどのことがない限りは(今回のVWの一件はまさに「よほどのこと」ですが)、ほぼ勝敗は決まっていたように思います。現に、フォルクスワーゲングループジャパンの元社長である庄司氏が、7月末に突然退任したことも(これは推測の域を出ませんが)、要因のひとつではないかと思われます。

メルセデスよりも安価なモデルレンジを揃えているフォルクスワーゲンが、長年、輸入車販売台数No,1でした。今回の一件で、ディーラーでは大幅値引きで新車を販売しているという話しも聞こえてきます。今回の一件が抵抗がないのであれば、決算月やモデル末期以上に「買い」であることは確かです。私も仕事柄、現場の方の状況を察すると、非常に辛いものがあります。



実は今年の夏、就活中の大学生の方を対象に、およそ2時間ほど自動車に関する講義をする機会をいただきました。クルマ好きの方が多く、頑張って愛車を手に入れ維持しているんです!と自慢しながらスマホで撮った画像を見せてくれたりと、こちらも何だか嬉しくなりました。そんな彼らも、輸入車に触れるのは恐れ多いようで、ディーラーの敷居をまたぐなんてとんでもない…と話していました。私もまったく同じ気持ちでしたので(今もですが)、とてもよく分かります。

輸入車登録台数の推移
出典:http://www.jaia-jp.org/

そこで、雑談のあいまに「メルセデス・ベンツ・コネクションに行って試乗してみてください」と強く勧めました。存在を知らなかったようで、ほとんどの方は「何ですか、それ?」という反応でした。私はメルセデス・ベンツ日本の回し者ではありませんが、運転免許証さえあれば、最新のメルセデスに試乗できるのです(特殊なモデルなどの例外はあります)。20代のときにそんなことは夢物語だった時代の人間からすれば、こんなありがたいサービスを利用しない手はありません。※後日、行ってみましたよとわざわざ報告してくれる方もいました。



どうしても東京がメインとなってしまいますが、インポーターやディーラーが実施している情報をまとめてみました。店舗に行くのはちょっと抵抗があるけれど、クルマは見てみたいという方には特にオススメです!ぜひ足を運んでみてください。

メルセデス・ベンツ


メルセデス・ベンツ・コネクション
・東京
http://www.mercedes-benz-connection.com/tokyo/
・大阪
http://www.mercedes-benz-connection.com/osaka/

モーニングタイムからイートイン、テイクアウトメニューといつでもお楽しみいただけるカフェです。ドリンクプロデューサーには、08’ラテアート世界大会チャンピオン澤田洋史氏、またフードプロデューサーには、Maison Kayser の木村周一郎氏を新たに迎え、こだわり抜いたコーヒーやラテアートやオリジナルフードメニューも登場します。※本文より抜粋

BMW


・BMW i Megacity Studio
http://news.bmw.co.jp/press/2015/09/-bmw-i-bmw-i-megacity-studio94.html

世界初となる BMW i ブランド・ショールーム「BMW i Megacity Studio(メガシティ・ ステュディオ)」を、都市開発が進む虎ノ門エリアにオープンする。※本文より抜粋

ランボルギーニ


「ミュゼオ・ウラカン」期間限定オープン(2015年12月17日〜2016年1月24日)
http://www2.lamborghini-azabu.com/huracan/4117/

ランボルギーニ 展示イベント、ランボルギーニの最新車種を日本初一般公開。「ミュゼオ・ウラカン」期間限定オープン 2015年12月17日(木)-2016年1月24日(日)※本文より抜粋

ポルシェ


「THE SOUND OF PORSCHE」(現在は終了)
http://www.porsche.com/japan/jp/

「THE SOUND OF PORSCHE」ブースでは、バーチャルリアリティを始めとした個性溢れるコンテンツを用意するとともに、青山・外苑エリアを巡るポルシェ プラグイン ハイブリッドモデルの試乗体験サービス「Driving Experience」の予約が可能です。※本文より抜粋

また、週末になると、各地域のターミナル駅の広場やショッピングモール、アウトレットモール等で、地元の正規ディーラーが主催する出張展示会が行われていることも多いので、開催時には地元のディーラーがWebサイト等で告知していますので、こちらも要チェックです。

何らかのきっかけで所有すると、なかなか日本車には戻れなくなってしまうようです。事実、筆者もその一人です。その理由はそれぞれだと思われますが、そのメーカーやクルマでしか味わえない世界を知ってしまうと、離れがたい存在となるのかもしれません。



何らかの形で、特に若い方に輸入車に興味を持ってくれる方が一人でも増えてくれたらと思い、日々、布教活動にはげんでいるつもりです。その際「手に入れたら自慢にし来て!」と伝えています。

[ライター/江上透]