ドイツ現地レポ
更新2023.11.22
ドイツの空港や街中で…働くクルマはカッコイイ!
中込 健太郎
子どもの頃からクルマ好きだった小生、スポーツカーや高級車だけが好きかと言うとそんなことは全然なく、むしろ、ごくごく普通のクルマの中でもなんか目に留まってしまったりするので、自分でも不思議でなりません。
例えばトラック、バン、商用車、軽自動車などもその類いであり、まったく見過ごせないものばかり。ここまで来ると困ったものです。そんなですから、たまに飛行機に乗ると、離陸待ちの飛行機の窓から空港で忙しく働くクルマたちを見ているのが大好きなのです。空港には街中には走っていないクルマがたくさんいますね。中には空港での使用しか考えられていない特殊な構造のクルマで、国土交通省の管轄のナンバープレートがないものも少なくありません。ですから、そういうクルマは「どこが特殊構造なのか?」「その特殊構造は仮に普通の登録をしようとすると車検は通るのだろうか」などと思いを巡らせながら見ていると、時の経つのもあっという間で、たちまち出発時刻になるものです。また、街の中でも様々なクルマが私たちの安全を守ってくれたりしています。パトカーだってそうですが、それに限りませんね。
ドイツからはそんな空港で働くクルマや街で市民の安全を守るのに携わっているクルマのレポートが届きましたよ。街中の写真はフォルクスワーゲンですね。T5はなんでしょうか?デュッセルドルフの交通を守っているのですね。日本だと道路公団のような組織でしょうか?このワゴン、割といいお値段なんですよね。日本でも一部のファンが輸入していますが、なかなかおいそれと手が出ない高級なバンであります。まあ、あちらでは国産車ですので、当然に選ばれる選択肢ではあるのでしょうが。
あと空港の出発まえの飛行機の前を行き交うのはメルセデス・ベンツのトラック。荷台の構造からして、飛行機の機体まで高くできそうです。車いすの乗客を持ち上げるそれは、今連絡ブリッジから乗り込めるでしょう。なんだか荷台の作りががっしりしていますね。冷蔵タイプのようです。
もしかすると、ギャレーに準備された機内食を、そのまま機内に積み込めるようにしたトラックではないか。こういうのを見ているだけで旅に出たくなります。そしてお腹がすいてきますね(笑)
スポーツカーや高級車にもストーリーがありますが、こうした私たちの生活に欠かせない、私たちの生活を守ってくれているクルマ、私たちのために働いてくれることも、とりもなおさずクルマの本文であったはず。そして「ストーリーにもならない風景に溶け込むさま」は何とも言えないものがあります。クルマがあることが楽しい、というのは私だけかもしれませんが、「クルマがあってくれるからこそ楽しい」というのが私たちの日常なのです。このわずかながら大きな違いを作り出すものこそ働くクルマの仕事だと言ってよいでしょう。
[ライター/CL編集部・中込健太郎 カメラ/ドイツ駐在員]
例えばトラック、バン、商用車、軽自動車などもその類いであり、まったく見過ごせないものばかり。ここまで来ると困ったものです。そんなですから、たまに飛行機に乗ると、離陸待ちの飛行機の窓から空港で忙しく働くクルマたちを見ているのが大好きなのです。空港には街中には走っていないクルマがたくさんいますね。中には空港での使用しか考えられていない特殊な構造のクルマで、国土交通省の管轄のナンバープレートがないものも少なくありません。ですから、そういうクルマは「どこが特殊構造なのか?」「その特殊構造は仮に普通の登録をしようとすると車検は通るのだろうか」などと思いを巡らせながら見ていると、時の経つのもあっという間で、たちまち出発時刻になるものです。また、街の中でも様々なクルマが私たちの安全を守ってくれたりしています。パトカーだってそうですが、それに限りませんね。
ドイツからはそんな空港で働くクルマや街で市民の安全を守るのに携わっているクルマのレポートが届きましたよ。街中の写真はフォルクスワーゲンですね。T5はなんでしょうか?デュッセルドルフの交通を守っているのですね。日本だと道路公団のような組織でしょうか?このワゴン、割といいお値段なんですよね。日本でも一部のファンが輸入していますが、なかなかおいそれと手が出ない高級なバンであります。まあ、あちらでは国産車ですので、当然に選ばれる選択肢ではあるのでしょうが。
あと空港の出発まえの飛行機の前を行き交うのはメルセデス・ベンツのトラック。荷台の構造からして、飛行機の機体まで高くできそうです。車いすの乗客を持ち上げるそれは、今連絡ブリッジから乗り込めるでしょう。なんだか荷台の作りががっしりしていますね。冷蔵タイプのようです。
もしかすると、ギャレーに準備された機内食を、そのまま機内に積み込めるようにしたトラックではないか。こういうのを見ているだけで旅に出たくなります。そしてお腹がすいてきますね(笑)
スポーツカーや高級車にもストーリーがありますが、こうした私たちの生活に欠かせない、私たちの生活を守ってくれているクルマ、私たちのために働いてくれることも、とりもなおさずクルマの本文であったはず。そして「ストーリーにもならない風景に溶け込むさま」は何とも言えないものがあります。クルマがあることが楽しい、というのは私だけかもしれませんが、「クルマがあってくれるからこそ楽しい」というのが私たちの日常なのです。このわずかながら大きな違いを作り出すものこそ働くクルマの仕事だと言ってよいでしょう。
[ライター/CL編集部・中込健太郎 カメラ/ドイツ駐在員]