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ドイツ現地レポ

更新2016.10.05

約70の店舗が駅構内にある!? ドイツのハンブルク中央駅は東欧・北欧をも結ぶ主要駅

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NAO

ドイツ在住6年目を迎えた筆者ですが、ドイツはじめヨーロッパの鉄道駅は今でもどこか興奮するものがあります。ドイツの主要都市では鉄道駅の中でも一番大きな「中央駅(ハウプトバーンホーフ)」が存在し、街の玄関口であるだけにスケールも大きく、流れてくるアナウンスや建築仕様も含め、日本の駅とはまた違った雰囲気がまさに「ここはヨーロッパだ!」と思わせてくれる場所なのです。

ドイツの各中央駅はショッピングステーション化


ドイツの「中央駅」はここ数年で「鉄道利用者だけでなく、市民が日常的に訪れてくれる場所へ」とショッピングステーション化を進めてきました。以前は中央駅といっても何か買える場所といえばパン屋くらいで、地元市民が「駅で買い物」することはあまりありませんでしたが、今やほとんどの中央駅にはスーパーやカフェレストラン、本屋、洋服店、ドラッグストアなどが入り構内が賑やかに。通常、街中のお店は法律によって日曜日は閉店となりますが、中央駅構内のお店は365日年中無休でスーパー等を利用するにはとても便利な存在になってきました。

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そんなドイツ鉄道駅の中で今回ご紹介したいのが、ドイツ北部のハンブルク中央駅。ハンブルク(Hamburg)はベルリンに次ぐドイツ第二の都市であると同時に国内屈指の貿易港を持つ街であり、日本の港町である横浜とは姉妹港協定を結んでいます。あとは「ハンバーグ」発祥の地であるとか、歓楽街が有名であるとかで観光都市としても強い人気があります。ドイツ国民生活幸福度が1位、そして港では有名なフィッシュマーケットも開かれるので、鮮魚が手に入りやすいという点からドイツに暮らす日本人にとっても幸せな街なのではないでしょうか。

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ハンブルク中央駅は、まさにドイツのハブステーション


世界から集まる船を迎える港だけではなく、もう1つ私たちの窓口となっているハンブルク中央駅は1906年に開業。第二次世界大戦で駅舎は大きな損傷を受けましたが、戦後無事元の姿を取り戻しました。中央駅ではよくあるドーム状ホールと、尖った屋根が目印の時計塔が一緒になった造りをしています。1日における乗降者数は国内トップで約45万人。その理由はフランクフルト、ドレスデン、シュトゥットガルト、ミュンヘンなど東西南北にわたって直通列車がこの駅より発車していること。スイスやチェコ、オーストリア、ハンガリー、デンマーク行きの国際列車も出ており、国内だけではなく東欧・北欧をも結ぶ主要駅、まさにドイツのハブステーションと言えます。

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この駅の特徴としては、南北両端の跨線橋上からずらりと平面にならぶプラットホームにて発着する列車を見渡せることでしょうか。橋からエスカレーターで降りていく際に、行き来する人の流れを見るのも非常に面白く感じますし、天井がとても高いドームなのでとても開放感があります。冒頭で書いた通り、こちらもショッピングエリアが充実しており、約70の店舗が構内に入っているため、電車が来るまでの間も十分楽しむことができます。ハンブルクは日本人旅行者にも大人気の街ですし、中央駅周辺には様々な文化が融合したカルチャーエリアや博物館も近くにありますのでぜひ利用してみてください。

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