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ドイツニュース

更新2023.12.12

ドイツ乗用車新車登録、11月は5.7%減少

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外車王SOKEN編集部

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、同国の2023年11月の乗用車新車登録が24万5,701台となり、前年同月に比べ5.7%減少したと発表した。1~11月の累計は、前年同期比11.4%増の260万2,726台だった。



11月の新車登録のうち、法人は前年同月比4.1%減の15万9,509台(市場シェア:64.9%)、個人は前年同月比8.6%減の8万5,947台(市場シェア:35.0%)だった。



ブランド別では、ドイツ勢は、BMW(15.8%増)、MINI(9.1%増)、フォルクスワーゲン(VW)(1.0%増)が前年同月を上回った。ドイツフォード(37.3%減)、ポルシェ(17.5%減)、メルセデス(11.4%減)は2ケタの減少率だった。


国外ブランドでは、シュコダ(41.1%増)、ボルボ(22.2%増)、セアト(21.2%増)が好調だった。これに対し、テスラ(54.5%減)、フィアット(37.0%減)、ルノー(24.1%減)、ダチア(22.5%減)、現代(11.4%減)、起亜(10.9%減)は2ケタの減少率だった。


日本勢は、スバル(24.8%増)、マツダ(21.0%増)、日産(8.4%増)が前年同月を上回ったのに対し、レクサス(45.7%減)、トヨタ(30.2%減)は大幅な2ケタの減少となり、三菱自(11.9%減)、スズキ(8.7%減)、ホンダ(4.4%減)も前年同月を下回った。



■BEVとPHEVが大幅減少、前年同月の前倒し需要の反動で



11月の燃料別の登録台数は、純粋な電気自動車(BEV)が前年同月比22.5%減の4万4,942台(市場シェア:18.3%)と、大幅に減少した。前年同月は、翌年1月からの電動車向けの補助金削減を受け、前倒し需要があり、販売が大幅に増加していた反動がある。


ハイブリッド車は、前年同月比11.0%減の7万8,587台(市場シェア:32.0%)、うち、プラグインハイブリッド車は、前年同月比59.3%減の1万8,124台(市場シェア:7.4%)だった。


ガソリン車は、前年同月比12.5%増の8万1,734台(市場シェア:33.3%)、ディーゼル車は、前年同月比1.0%減の3万9,470台(市場シェア:16.1%)だった。



ドイツ政府は2023年1月から電動車向けの補助金を縮小し、BEVと燃料電池車(FCV)で支給額を引き下げ、PHEVについては補助金を廃止した。


[画像/Porsche 提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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