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ドイツニュース

更新2020.08.11

ドイツ乗用車新車登録、7月は5.4%減少

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外車王SOKEN編集部

ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、同国の2020年7月の乗用車新車登録が31万4,938台となり、前年同月に比べ5.4%減少したと発表した。前年同月比の減少幅は、今年に入り最も小さい。ただ、1~7月の累計は152万5,560台にとどまり、前年同期を30.1%下回っている。

ドイツ乗用車新車登録、7月は5.4%減少

7月の新車登録のうち、個人の割合は全体の41.0%(前年同月比7.1%増)、法人の割合は58.9%(12.5%減)だった。

ブランド別では、ドイツ勢は、MINI(35.7%増)、BMW(17.4%増)、メルセデスベンツ(10.7%増)が2ケタの増加となり、ポルシェ(2.4%増)も前年同月を上回った。これに対し、スマート(51.6%減)、オペル(45.2%減)、ドイツ・フォード(22.5%減)、アウディ(20.8%減)は大幅な減少となり、最大手のVW(3.3%減)も前年同月を下回った。

ドイツ乗用車新車登録、7月は5.4%減少

輸入ブランドでは、ジープ(42.2%増)が大幅に増加した。テスラ(66.6%減)、ランドローバー(39.9%減)、ジャガー(38.9%減)、アルファロメオ(33.6%減)、ダチア(32.1%減)は30%を超える大幅な落ち込みとなっている。

ドイツ乗用車新車登録、7月は5.4%減少

日本勢は、スバル(63.9%増)、三菱自(33.4%増)が30%を超える急増となった。日産(21.0%増)、レクサス(7.2%増)、トヨタ(1.3%増)も増加している。ホンダ(9.0%減)、マツダ(25.3%減)、スズキ(25.9%減)は前年同月に比べ減少した。

ドイツ乗用車新車登録、7月は5.4%減少

燃料別では、ガソリン車が前年同月比20.3%減の15万4,352台(市場シェア49.0%)、ディーゼル車も18.6%減の8万9,543台(市場シェア28.4%)と低迷した。一方、代替燃料車では、電気自動車が181.7%増の1万6,798台(市場シェア5.3%)と3ケタ台の増加となった。ハイブリッド車も143.5%増の5万2,488台(市場シェア16.7%)と好調だった。うち、プラグインハイブリッド車は、484.7%増の1万9,119台(市場シェア6.1%)に拡大した。天然ガス車は13.8%増の933台(市場シェア0.3%)、液化石油ガス(LPG)は4.2%減の784台(市場シェア0.2%)だった。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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