ドイツニュース
更新2021.02.02
自動車メーカーの中国販売、20年は全体の約4割に
外車王SOKEN編集部
ドイツの自動車メーカーの世界販売に占める中国市場の割合が増加している。独地方紙『アウグスブルガー・アルゲマイネ』が入手した自動車リサーチセンター(CAR)の調査レポートによると、VWグループ、ダイムラー・グループ、BMWグループの3社の2020年の世界販売台数の合計(約1,416万台)のうち、中国市場における販売は全体の38.2%(540万台)を占めた。

*画像はイメージ
中国販売の割合は、BMWグループが33.4%(2019年:28.5%)、ダイムラー・グループが30.6%(同:25.3%)、VWグループが41.4%(同:38.6%)と、いずれも前年に比べ拡大している。CARの調査によると、3社の中国市場における2020年の販売台数は、前年に比べ25万台減少したものの、全体に占める中国販売の割合は増加している。具体的には、BMWとメルセデスベンツの中国販売は前年に比べ増加したが、VWグループの中国販売は、前年に比べ38万3,600台減少した。
CARのフェルディナンド・ドゥーデンフェファー所長は、ドイツの自動車メーカーの販売に占める中国の割合は今後さらに高まると予想している。CARの調査レポートでは、2030年までにドイツメーカーの中国販売が2020年比で327万台増えて年868万台に拡大する可能性があると予想している。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]
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中国販売の割合は、BMWグループが33.4%(2019年:28.5%)、ダイムラー・グループが30.6%(同:25.3%)、VWグループが41.4%(同:38.6%)と、いずれも前年に比べ拡大している。CARの調査によると、3社の中国市場における2020年の販売台数は、前年に比べ25万台減少したものの、全体に占める中国販売の割合は増加している。具体的には、BMWとメルセデスベンツの中国販売は前年に比べ増加したが、VWグループの中国販売は、前年に比べ38万3,600台減少した。
CARのフェルディナンド・ドゥーデンフェファー所長は、ドイツの自動車メーカーの販売に占める中国の割合は今後さらに高まると予想している。CARの調査レポートでは、2030年までにドイツメーカーの中国販売が2020年比で327万台増えて年868万台に拡大する可能性があると予想している。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]