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ドイツニュース

更新2020.06.09

ジュネーブ・モーターショー、2021年開催に懸念

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外車王SOKEN編集部

スイスのジュネーブ・モーターショー(GIMS)は2020年に続き、2021年も開催中止となる可能性が出ている。GIMSの主催財団は5月26日のプレスリリースの中で、2021年の開催を実施できるかは、現時点では極めて不確実な状況にあるとしたほか、主要な出展者から次回の開催を2022年とするよう要請を受けていることを明らかにした。

ジュネーブ・モーターショー、2021年開催に懸念
*画像はイメージです

今年3月に予定していたGIMSは、スイスの連邦評議会が2月28日に新型コロナウイルスの感染拡大の予防措置として、参加者が1,000人を超えるすべてのイベントの開催を禁止する決定を下したため、開幕直前に中止となった。主催財団によると、2020年の開催中止による損失は1,100万スイスフランと見積もられている。2019年のGIMSには約60万人が来場していた。

カントン州の融資を断念


主催財団は、2020年の開催中止の損失補填と次回のGIMSの開催に向けた資金を確保するため、ジュネーブ州に融資を申請していた。ジュネーブ州はこれを受け、条件付きで1,680万スイスフランの融資を認めたものの、主催財団は同州が提示した融資条件が財団の規約に抵触するため、融資の受入れを断念したと発表した。

条件の中でも特に、コンセプトも含めたモーターショーの全面的な外部委託は財団にとって受け入れ難く、また、2021年の開催についても現時点では極めて不確実な状況にあるため、融資を断念した、と説明している。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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