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ドイツニュース

更新2022.05.10

BMWとメルセデス、カーシェアリング事業をステランティスに売却

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外車王SOKEN編集部

独自動車大手のBMWグループとメルセデスベンツは3日、モビリティ分野の合弁事業のうち、カーシェアリングサービス「シェア・ナウ(SHARENOW)」を欧州自動車大手のステランティスに売却すると発表した。今後は、様々な移動手段を連携するマルチモーダルサービスを提供する「フリー・ナウ(FREE NOW)」と、充電サービスの「チャージ・ナウ(CHARGE NOW)」の2事業に注力していく。ステランティスは、「シェア・ナウ」の買収によりカーシェアリングサービスの事業規模を拡大する。


「シェア・ナウ」は、ダイムラー(当時)が「Car2go」、BMWは「ドライブ・ナウ(Drive Now)」のブランドで事業を展開してきたカーシェアリングサービスを2019年に統合して設立された。本社はベルリンに置く。現在は、欧州の16都市で約1万台の車両を保有しており、約340万人の顧客を抱えている。



一方、ステランティスは、「フリー2ムーブ(Free2move)」のブランドでモビリティ事業を展開している。現在は、米国(ワシントン、ポートランド、デンバーなど)と欧州(パリ、マドリード)でカーシェアリングサービスを提供しており、約200万人の顧客を持つ。「シェア・ナウ」の買収により、顧客規模を拡大し、欧州事業を強化することができる。


ステランティスは、「フリー2ムーブ」の顧客数を2030年までに世界で1,500万人に拡大する目標を掲げている。また、モビリティサービス事業の売上高を2025年までに7億ユーロ、2030年までに28億ユーロに拡大する目標を持つ。


[画像/Adobe Stock 提供元/FBC Business Consulting GmbH]
 

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