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週刊中年フライデー

更新2017.06.19

代車から愛車へ格上げ!フィアット・リトモのキュートな丸目に心を惹かれて

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山本 圭亮

ども!カレントライフのファンの皆様こんにちは!ライター山本です。今週は、「週刊中年フライデー46号」の「輸入車オタク回顧録」です。このコーナーも「中フラ」として皆様にお届けすることになり、今回で7台目の私の失敗談ですが、笑って読んでやってくださいね!

ここは、某県の「週刊中年フライデー」編集部。「マックスコーヒー派」の編集長と「午後の紅茶派」の星野くんのデコボココンビが編集会議中であります。ちょっと覗いて見ましょう!

yamamoto山本「今回は、私の迷車回顧録です!」

hoshino星野「え~?また編集長のポンコツの話ですか?」

yamamoto山本「やめなさい!同じ車種に乗ってる方に失礼だろ?」

hoshino星野「安物買いの銭失いとはまさに編集長の事ですよね!」

yamamoto山本「・・・。すみません・・・。」

・・・・編集部の相変わらずの茶番劇はほっとき早速行ってみよう!

私は20歳の頃から輸入車に乗っていました。当時「外車」と言えば、「アメ車」「ドイツ車」等が中心でそれでも外車乗りは「金持ち」「変わり者」「成功者」なんてイメージが勝手に先行していました。そんな中でも私、山本は、人と違う路線のクルマを探し乗り続けて参りました。ここではその「迷車」「珍車」をエピソード交えて紹介させて頂きます。

フィアット・リトモとの出会いは代車でした(笑)


この車は、私の回顧録では重要なクルマなんです。何故かと言うと、私のクルマが次々とハプニングに逢う度にその繋ぎをしてくれたのが1983年型の「フィアット・リトモ」でした。初めて見たときには、後ろ姿だったので「VWゴルフ」かな?との程度でした。しかし、「914」「X1-9」「シトロエン2400CX」等の数々の「迷車」を私に売ってくれたクルマ屋さんの「代車」だったので、結構運転する機会が多かったのです。その「代車」がまさか、自分のクルマになるとはこの時には微塵も思っていませんでした(笑)



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フロントの丸目2灯の可愛さに心を惹かれて行くのです


初めて、このリトモを「代車」として借りたときに、とっても地味な印象でした。色も白で、後ろ姿が「VWゴルフ」の初代に雰囲気が似ていたのも有り、当時の私は「変態車」しか乗っていなかったので、正直好きではありませんでした。

しかし、用意されたクルマを見たときに、初めてフロント部分からクルマを見ることになりました。その、フロント部分のキュートな丸目に心を惹かれてしまったのです。平凡な「代車」が、「愛車」に代わる瞬間だったのかも知れません。ことごとくクルマが壊れ(笑)、いつしか「代車」が「自家用車」になってきた時に、社長の悪魔の囁きが出るのです。

シトロエンからのリトモ!逆わらしべ長者の道へ!


「山ちゃん!シトロエンは直すの大変だから、これ車検2年つけるから乗る?」とまさかの提案。元はと言えば「914」→「X1-9」→「シトロエン2400CX」→「代車」の流れはどうなんだろう?と考えながらもフロントの可愛さから、心が揺れ動いていたのも事実でした。



結局、他に乗りたいクルマがなかったので、社長に押し切られ晴れて「代車」だった「フィアット・リトモ」は「愛車」に格上げとなったのです。しかし、これがまたまた「悲劇」の始まりだったのです。「代車」の時には、全く気にならなかった事が「愛車」になったとたん次々と気になって来るのです(笑)

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室内のガタつきはもちろんアクセルを踏むと・・・


リトモを手に入れ、運転するとやたらインパネ付近から「きしむ音」がするのです。ちょっと、心配だったので社長に電話すると「イタ車はこれぐらいのガタつきは、当たり前だよ」と笑いながら話すので、信用してしょうがないもんだと感じ、しばらく乗っていた時でした。叔父を乗せて近くをドライブしていると、「なんか変な揺れしないか?」と言われたのです。

今まで、殆ど一人で乗っていたのでわからなかったのですが、助手席に乗った叔父がいち早く気付いたみたいです。なるほど!言われてみれば運転席でも不自然な横揺れが、アクセルを踏むと感じるようになりました。そこで、時間のあるときに近くの行きつけのスタンドで車をリフトで上げてもらうことにしました。事務所でのんびりコーラを飲んでると、整備の担当が「山さん!」と悲鳴に似た声が!そこで私の見たものは、「世にも怖い物語」でした(笑)



リアルプラモデルのような下回りにゾッとしました


リフトの下に回り、眺めると「え?」と言うような光景が目に飛び込んできました。フロント部分と下回りの前方部分に大きな空間があるではないですか?よく見ると錆で無くなってしまっていたのです。そりゃ~FFのリトモが、アクセルを踏んでパワーをかければエンジンが揺れ不自然な動きをするのも無理ありません。

「よくエンジン落ちなかったね」と整備の方が言ってましたが、よくこれで車検がとれたと変な関心もしました(笑)恐る恐る運転をし、社長の所へクルマを持っていき「リトモ」は私の手から離れて行きました。僅か6か月の「愛車」でした。違う「代車」を借りるときに思わず下回りを覗いてしまったのは言うまでもありません。これには後日談があり、この「リトモ」が「代車」としてその後も使われていたらしいと言う、もはや「恐怖」でしかない話を知り合いから聞きました(笑)

今回の「輸入車オタク回顧録」の「リトモ」はいかがでしたか?皆さん!ちゃんとした車屋さんで購入しましょうね(笑)また機会がありましたら、私の面白おかしく壮絶な体験談をご紹介できたらと思っております。

yamamoto山本「どうだ星野君!凄い体験だろ?」

hoshino星野「編集長!そうですね!私も怖い目に遭いましたよ!」

yamamoto山本「なんだ?何か買ったらヤバかったのか?」

hoshino星野「違いますよ(笑)そんな大変な事ではなく、家の中の物がガタガタ揺れてお皿が割れた位の話ですよ(笑)」

yamamoto山本「星野君、それはマジな恐怖体験ですから~!」

hoshino星野「そーなんですか?そういえば私『イタコ』に昔スカウトされた事があります~。」

yamamoto山本「そ、そうか~。星野君!今から君は『ムー』の編集部に行きなさい!」

と言うことで、今回の「輸入車オタク回顧録」いかがでしたか?来週もマニアックなコラムをお届けできればと思っていますので、次回の「週刊中年フライデー」をお楽しみに!金曜日にまたお会いしましょう~!

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