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ドイツニュース

更新2022.11.01

充電器100万基体制を30年までに構築、独政府が基本計画承認

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外車王SOKEN編集部

ドイツ政府は10月19日の閣議で、電動車用充電インフラの拡充を加速させるための基本計画を了承した。全国どこでも充電ステーションを簡単に見つけられるようにし、電動車の普及を後押しする。フォルカー・ヴィッシング交通相は「世界はわが国を注視している。ドイツは電動モビリティを主導する市場になると誰もが予想している。我が国はどこにでもある自動車産業立地ではない。世界の主導的な立地なのだ」と意欲を示した。



同国の電動車数は現在160万台で、充電器数は7万基にとどまる。2030年までには電動車が1,500万台に増えると予想されることから、政府は充電器数を同年までに100万基に拡大する計画だ。


これを実現するため、国は25年までに63億ユーロを投資。助成措置や認可手続きの迅速化などを通して民間投資を加速させる。


電動車を安心して利用できるようにするためには充電器の数を増やすだけでなく、全国津々浦々に普及させる必要がある。基本計画ではその実現に向け、包括的なデータをデジタル解析して、設置すべき場所を割り出す方針を打ち出した。欧州には一定距離以内の間隔で設置する方針を打ち出す国もあるが、ドイツは別の手法を採用。より効率的に立地選定を行えるようにする。


[画像/Adobe Stock 提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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